ドジャース・大谷翔平

写真拡大

 「ナ・リーグ・地区シリーズ、パドレス−ドジャース」(9日、サンディエゴ)

 ドジャース・大谷翔平選手が怒りをあらわにした。

 5−0の四回2死二塁、T・ヘルナンデスの三塁線への打球がパドレスの三塁・マチャドのグラブをはじいた。二塁走者の大谷はエベル三塁コーチの制止を振り切る形で一気に三塁を蹴って本塁へ突入。しかし、マチャドのグラブにはじかれたボールが「フェア」を示した三塁塁審の左腕に当たって真下にポトリ。マチャドが拾って本塁に返球し、大谷は足からスライディングしたがタッチアウトとなった。

 打球が抜けたと思っている大谷は本塁上でぼう然としたが、ベンチに戻って映像を確認。打球が塁審に当たり、結果的に相手守備を“アシスト”する形となったことを知ると、怒りの表情で何かを叫んだ。

 ドジャース専門メディア「ドジャースネーション」は公式X(旧ツイッター)にベンチでの大谷の映像を投稿。「大谷翔平がテオのヒットを三塁塁審が妨害したリプレーを見て激怒した。おそらく塁審のせいで、ドジャースは楽に取れるはずだった追加点を逃した。大谷が怒る姿は珍しいが…」と記した。