10月9日午後に解散した衆議院。これから選挙戦が本格化しますが、自民党が発表した第一次公認候補者が波紋を呼んでいます。政治資金問題を受け、公認されたなかった12人の中に新潟2区から立候補を予定している現職の細田健一衆院議員が入っていました。細田衆院議員は「党から説明を受けていない。本当に勘弁してほしい」と話しました。

9日朝に開かれた自民党の選挙対策本部会議。この中で、これまで非公認の方針が固まっていた議員6人のほか、新たに新潟2区から立候補予定の現職・細田健一衆院議員など6人を非公認とする方針が示されました。

これを受け、細田健一衆院議員が取材に応じ、「公認されなかった理由について、全く説明を受けていない」と話しました。

自民党県連からは公認申請が出されていたものの、衆議院解散の日に非公認が明らかになったことについては「正直勘弁してほしい。いい加減にしろと言う気持ちはある」と党への憤りをあらわにしました。

一方で、無所属として出馬するかどうかについては「支援者・後援者と相談したうえで最終決定したい」と明言を避けました。