スポニチ

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 川口オートのダブルヘッダー・ナイト3日間開催は8日、最終8Rで優勝戦が行われ。永井大介(47=川口)が圧勝ゴール。同日のデイ開催に続く“昼&夜V”を目指した加賀谷建明を倒して通算111度目の優勝を飾った。

 この日は朝から雨が降り続き、湿走路で圧倒的な強さを誇示する加賀谷の同日2開催V達成なるかに注目が集まったが、加賀谷の野望を打ち砕いたのはSG15Vの実力者・永井だった。

 レース後は「(雨は)オレが日本一!」と雄叫び。「昼の状態から重さを解消しようとキャブを扱って正解。タイヤも迷ったけど結果的に良かった。エンジンで4つ、タイヤで3つ違った」とタイムの大幅な上積みに成功して満足そうだった。

 惜しくも2着の加賀谷は「換えたタイヤが試走からハネた。昼のタイヤで行けばよかった。何とかしたかったけど永井さんが速かった」と脱帽。

 モチベーション急上昇の永井は「加賀谷を倒したのは大きい。久しぶりにいい感触だったし、これで晴れも乗ってみたい気持ち」と最後まで笑顔が絶えなかった。

 「これで選手権も楽しみになった」と30日に地元で開幕するSGに照準を合わせ、次走の地元川口普通開催(15〜17日)でも注目が集まる。