直近の2試合では、ともにフル出場を果たしている田中。(C)Getty Images

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 リーズのダニエル・ファルケ監督が今夏に新加入した田中碧に言及している。

 現地10月4日に開催されたイングランド2部の第9節で、リーズは敵地でサンダーランドと対戦。2−1とリードして迎えた90+7分に、GKイラン・エメリの痛恨のキャッチミスから同点弾を献上し、2−2で引き分けた。

 この一戦で、前節のノーリッジ戦(1−1)に続いて先発に名を連ねた田中を指揮官はどう評価したのか。
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 リーズの地元メディア『THE YORKSHIRE POST』によると、ファルケ監督は「我々はプレースタイル、プレスの高さ、陣形、そしてどのパスを選択するかを調整する必要がある」と試合を振り返りつつ、ボランチでコンビを組んだ田中とジョー・ロズウェルについて「彼らはパスやボール保持に関しては、このリーグで最高のミッドフィルダー2人だ」と絶賛した。

 一方で「球際の守備では難しい時もある。ボールを奪い返す守備的マシーンがいなかったため、素早いトランジションや前進するプレーができなかった」と課題も指摘している。

 指揮官はディフェンス面での懸念を示したものの、田中は先発した直近の2試合でともにフル出場を果たしており、チームでの存在感は高まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部