料理研究家の藤井恵さんがつくる「からだ整えおにぎり」は、栄養が1度にとれる優秀メニュー。汁物や漬物を添えれば、人にも体にもうれしい献立の完成です。ここでは、基本となる白米の炊き方や、ほかほかのご飯でつくる「塩にぎり」のレシピを紹介します。

おいしいご飯の炊き方

まずは、基本となるご飯の炊き方をマスターしましょう。炊飯器でもお鍋でも、好きな方で炊いてみて。

【写真】米を水に浸す様子

●1:たっぷりの水にくぐらせる

ボウルに水と米を入れ、ざっと混ぜてザルに上げて水気をきる。

●2:流水で洗う

ボウルに(1)の米をザルごと重ね、流水の下で手ですり合わせるようにして、優しく米を洗う。水がにごらなくなるまで、3〜4回水を替えて洗う。

●3:浸水する

炊飯釜に水気をきった米を入れて目盛まで水を注ぎ、2時間浸す。

新米もまずは分量どおりの水で炊いてみて。やわらかい場合は、次から水を減らすなど調整を。

●4:早炊きで炊く

炊飯器の早炊きモードで高温で一気に炊く。しっかり吸水ずみなので早炊きでOK。鍋で炊いてもよい。

塩にぎりで新米をシンプルに味わう!

炊きたての白いご飯でつくるおにぎりは格別! 時間がたってもふんわりおいしい、おにぎりのつくり方をご紹介します。

●基本の塩にぎり

【材料(4個分)】

温かいご飯 400g
A[熱湯大さじ1 塩小さじ1]
焼きのり(8等分に切る) 全形1枚

【つくり方】

(1) Aを混ぜ合わせて粗熱をとり、手塩水にする。ご飯は茶碗に1個分(100g・1/4量)をはかる。

(2) 手に(1)の手塩水をたっぷりとつけ、ご飯をのせる。

(3) 手のひらを使い、周りを固めるように軽くふんわりとにぎる。形が整ったら、のりを添える。

[1個分157kcal]