結婚式で「ご祝儀袋の名前が殴り書き」中身は1万6000円 謎過ぎる招待客にモヤモヤした女性
結婚式に参列する人は、ご祝儀や服装に気を遣うものだ。しかし時々、マナーや常識が通じない人もいる。埼玉県の40代前半の女性(医療・福祉・介護/年収400万円)は、20年前に挙げた自身の結婚式で、ある一人の女性招待客についてモヤモヤしたことを振り返った。(文:長田コウ)
「何とも言えないドレスでもワンピースでもないような物にブーツを履いていました」
「若かったからなのか、私への嫌がらせだったのか…」
その人は「夫の学生時代のサークル仲間」を招待した内の一人で、後輩だった。彼女はその仲間内に彼氏もいたという。つまりカップルで披露宴に参列したのだ。
女性は夫のサークル仲間と学年が違い、彼女とは一度顔を合わせたことがあるくらいだった。そんな中、女性は前述のとおり「ドレスでもワンピースでもないような物にブーツ」という後輩の服装に違和感をもった。具体的にどんな服だったかは不明だが、「何とも言えない」という位だから、かなり異彩を放っていたのだろう。
しかし、おかしなことはそれだけではなかった。結婚式の後に、ご祝儀を確認していると、そこでも違和感が。
「あの後輩からのご祝儀袋の名前は殴り書き、ご祝儀は一万円札1枚+五千円札1枚+千円札1枚でした」
つまり合計1万6000円だ。ご祝儀はお祝いの気持ちなので、よく言われるように必ず3万円でなければならないということはない。ただ、あまり聞かない中途半端な入れ方と金額ではある。
一方、後輩の彼氏は「きちんとしたスーツにご祝儀も常識的」だったという。当時の心境をこう振り返った。
「何とも言えない気持ちでしたが、夫の友人ということもあり、出席してくれただけで良しとするべき?と思うようにし、思いを落ち着かせました」
今になって、「若かったからなのか、私への嫌がらせだったのか、スッキリしない出来事」だと感じるそう。後輩の真意は一体何だったのだろう。
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