YouTubeチャンネル「やさしい内科医 | 山村そうの血糖値実験室【糖尿病予防】」が、「映画館で何食べる?【ポップコーン vs ホットドッグ】内科医が食べて血糖上昇を検証」と題した動画を公開した。動画では、内科医の山村聡氏が映画館の定番フードであるポップコーンとホットドッグを食べ比べ、どちらが食後の血糖値を上げないかを検証している。

測定には、二の腕に装着した「FreeStyleリブレ」を使用。まずは塩味が効いたポップコーン(60g、炭水化物35.8g)を水とともに完食した。食前の血糖値89に対し、食後40分時点でピークの149へ到達し、上昇幅は60という結果になった。

続いて別日に、某喫茶店ホットドッグ(1個、炭水化物36.0g)で検証を実施。「おいしい」と口にしながら平らげると、食前の血糖値97に対し、食後50分時点でピークの158を記録した。上昇幅は61となり、両者の血糖値上昇は「ほぼイーブン」という結果が示された。山村氏は、炭水化物量がどちらも約36gとほぼ同じであったことにも触れている。

しかし、内科医である山村氏ならではの視点はここからだ。実際の映画館の環境を想定し、大きな袋に入ったポップコーンは1時間半から2時間かけて「ポリポリつまみながら食べる」ため、今回の検証のように一気に食べるよりも、血糖値の急上昇を抑えられる可能性があると指摘した。一方で、ホットドッグは短時間で食べ切ってしまうため、一気に血糖値を上げてしまうリスクがあると語る。

さらに、ポップコーンは複数人でシェアできる利点にも言及し、「一人分の食べすぎは防げるかもしれない」と付け加えた。一見すると同じように血糖値を上げる食品であっても、食べるペースやシチュエーションを考慮することで、身体への影響を変えられることがわかる。あえて映画館で食べるなら「ポップコーン」をおすすめするという内科医ならではの深い洞察は、次回の映画鑑賞におけるフード選びに役立つ貴重な指標となるだろう。

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