40代やアラフィフともなると、家事も自分なりのラクなコツができてきます。それでも、子どもがいてワンオペだと忙しさはかなりのもの。ここでは、福岡県に住む49歳のユーチューバー、シンママyukoさんに、家事をラクにするために日頃から行なっていることについて伺いました。

1:ゴミをあと3つ捨てれば、年間300個近くのものが減る

yukoさんのシングルマザー歴は13年。4年前に長男が上京したため、現在は高校生の次男と中学生の三男と3人で暮らしています。毎日パートや副業、YouTube配信に大忙しです。

【写真】ふすまを取り払って、和室も16畳のリビングの一部に

週に2回の燃えるゴミの日。ゴミ袋をまとめるときに、yukoさんは家の中から不要なものを3つ探して捨てるように心がけています。捨てるものは紙くずでもいいし、穴があいた靴下でも、もう使わない学校から配られたプリントでもなんでもOK。

「整理整頓が苦手なので、ものが増えすぎないように気をつけています。そのためのルールですね。週に2回、たった3つ捨てるだけですが、年間に換算すると約300個近くも捨てられるのであなどれません。以前は半年に1回、片づけの日を設けていました。片づけの日は、数時間かけて家の中から不要なものを探し、どっさり出てきたゴミを捨てに行っていました。でも3つずつ捨てるようになってからは特別に片づけの日を設ける必要がなくなり、貴重な休日を無駄にせずすんでいます」

2:ふすまを外して、掃除も片づけもラクになった

yukoさんは築30年のマンションに15年間住んでいます。入居日は子どももまだ小さかったため、ふすまを破いてしまうのではないかとヒヤヒヤ。するとオーナーさんが親切に「ふすまを預かりましょうか」と提案してくれたため、そうしてもらうことに。

「ふすまが破れたり、補修の費用について心配する必要もありません。10畳のリビングと6畳の和室の間を仕きっていたふすまがなくなり、16畳のリビングとして使用しています。押入れ部分のふすま2枚ぶんも取り外しました。代わりに大きなロールカーテンを使って目隠ししています。押入れの襖は片面ずつしかあけることができませんが、ロールカーテンはさっとフルオープンすることが可能。3人分の洗濯物を片すときもラクです」

3:畳部分にコルクマットを敷いて、汚す心配なし

さらに畳部分にはコルクマットを敷き、和室感を払拭。

「コルクマットを敷くことで畳がケバ立つ心配がなくなりました。掃除機をかけるのもラクですし、食べ物や飲み物をこぼしても簡単にふきとれます。シミにもなりにくいですしね。ふすまを外してコルクマットを敷いているため、和室と気づかれにくいのも気に入っています。和室だよ、と教えると必ず驚かれます。今はコルクマットの上にラグも敷いています」

4:子どもにお手伝いしてもらって時短家事に

もうひとつのコツは、子どもたちも戦力にしてしまうこと。子どもたちに洗濯物を畳んで片づけるお手伝いをお願いすることもあるyukoさん。子どもたちは乾燥機から自分たちの洋服を取り出して畳み、自分の洋服入れにしまいます。

「2人とも制服なので普段着の洗濯物はあまり出ず、主に肌着や靴下、パジャマを畳んで片づけるところまでやってもらっています。量は少ないですが、私が苦手な分野なので助かっています。ほかにも、子どもたちには自分で食べた食器を洗ってもらっています。最近は次男が洗い物のことを考えて『小皿はもういらないよ』と言い始めました。そんなこともあり、わが家ではワンプレート料理や丼料理が多いですね」

お手伝いをお願いするときは、「今、仕事をしているから、自分の分だけでもやってくれたら助かるなー」と子どもにお任せするそう。

「やってくれたら必ず『ありがとう、助かったよ』と笑顔で伝えています」

yukoさんのラク家事のコツをぜひ取り入れてみてくださいね。