著作権法違反となったネイルパーツ=神奈川県警提供撮影

写真拡大

 漫画「クレヨンしんちゃん」のキャラクターを無断で模したネイルパーツを販売目的で所持したなどとして、神奈川県警鶴見署は25日、東京都大田区の会社員女性(26)を著作権法違反などの疑いで書類送検し、発表した。

 「好きな物を売ってお金を稼げたら楽しいだろうなと思った」と容疑を認めているという。

商標法、著作権法違反となったネイルパーツ=神奈川県警提供撮影

 書類送検容疑は今年2〜4月、自宅で著作権者の許可を受けずに「クレヨンしんちゃん」の主人公、野原しんのすけや妹ひまわりらのキャラクター柄のネイルパーツ296点や「サンリオ」など7社の商標に似た絵柄がデザインされたネイルパーツ6010点を所持するなどしたというもの。

 女性はSNSで偽物を仕入れてハンドメイドフリマサイトに出品。仕入れ値の約4〜5倍の値段で販売し、今年1〜3月で約52万円を売り上げたという。(手代木慶)