狩野舞子

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 元バレーボール女子日本代表の狩野舞子が20日、フジテレビ「ぽかぽか」に出演。バレーの名門、東京・八王子実践高時代の厳しすぎる寮生活を明かした。

 当時は全寮制で「レギュラーメンバー7人は同部屋で共同生活」というルールがあったという。1年生からレギュラーだった狩野は、先輩6人と同じ部屋で暮らす毎日だった。

 上級生の洗濯は、下級生の仕事だったため、狩野は一人で全員分の洗濯をする羽目に。「同部屋になることで、いつでもバレーの話ができる。お互いがどういう性格なのかを知るというのもあったと思うけど、下級生からは地獄でしかない」と振り返った。

 さらに禁止事項が3つ。1つめは、食事中は利き手を使うのは禁止。続いて1、2年生は音楽禁止だった。「マイクロバスで移動する際、イヤホンで音楽を聴くのは3年生のみ」というルールだったが、「3年生になったときに、ルールをなくしました。意味がないというか、理由を聞かれたときに何でダメなのか説明できないものはいらないじゃんと思って。そしたら緩くなりすぎました」と懐かしんだ。

 さらに下級生時代は、バックプリントが入った服を着るのが禁止で、「練習着のトレーナーは基本的に無地。裏返したら着ていいので、裏地で見えてるまま練習してました。3年生になるとすごい派手なデザインがOKだった」と告白。「変なルール」とツッコまれていた。

 八王子実践は超強豪校として知られ、春高バレーに45回出場し、5度の全国優勝を誇っている。