大谷翔平が止まらない!第3打席は2点二塁打で今季113打点“ゴジラ”まであと3 3安打は67試合ぶり
◇ナ・リーグ ドジャース−マーリンズ(2024年9月19日 マイアミ)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が19日(日本時間20日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。第3打席も適時二塁打を放ち、今季10度目の1試合3安打以上をマークした。
3回2死一、三塁で迎えた第3打席は相手2番手・ベネジアーノの直球を捉え、左中間を破る適時二塁打で2者生還。これで今季113打点とし、シーズン119打点ペース。松井秀喜がヤンキース時代の2005年に記録した日本選手最多116打点超えを射程圏内に捉えた。
大谷は三塁を狙ったが、惜しくもタッチアウトとなり少し悔しそうな表情でベンチへ戻った。それでも3安打以上は今季10度目で、7月2日のダイヤモンドバックス戦以来、67試合ぶりとなった。
初回の第1打席は右翼フェンス直撃二塁打を放って出塁すると、1死一、二塁から4番・スミスへの初球でスタートを切り、三盗に成功。間一髪で捕手の送球より先に足がベースに到達し、セーフをもぎ取ると、自ら大台到達を拍手。観客もスタンディングオベーションで50盗塁を称えた。
また、記念の三塁ベースは球場スタッフによって取り外され、ベンチ裏へ運ばれた。大谷はその後、スミスの右犠飛で先制ホームを踏んだ。
2回2死一、二塁の第2打席も右前適時打でリードを拡大。なおも一、三塁から次打者・ベッツの打席で二盗に成功。今季51盗塁とし、イチローがマリナーズ時代の2001年に記録した日本選手最多56盗塁も視野に入った。
2試合ぶりの49号本塁打が出れば、「49−51」となり、いよいよ前人未到「50−50」に王手をかける。