ファレル・ウィリアムス、セレブの政治的メッセージを批判 「イラつく」「黙れ」と発言して炎上中
シンガーでプロデューサーやデザイナーとしても活躍しているファレル・ウィリアムス。最近のインタビューでの発言が物議を醸している。
雑誌『ハリウッドリポーター』のインタビューに答えたファレル。「私は政治はやらない。実際セレブリティが誰に投票すべきかを伝えようとしているのを見ると、ときどきイラつく」と発言した。テイラー・スウィフトを初め、オリヴィア・ロドリゴ、ジョージ・クルーニー、ジョン・レジェンド、ジェイミー・リー・カーティスら11月の大統領選挙に向けてカマラ・ハリス副大統領支持を表明し、政治的な発言をするセレブたちが増えている中、ファレルはその状況に苛立ちを示した。ちなみにこのインタビューが公開されたのはテイラーがハリス副大統領を支持すると表明した翌日だった。ファレルがいつインタビューを受けたのかは明らかになっていない。
ファレル曰く「私が尊敬しているセレブの中にも政治的な意見を言っている人がいる。でも全員ではない。私は『一体何なんだ? 黙れ、誰もお前になんて聞いてないよ』と言う人間の1人だ」。さらにファレルの表現はエスカレート。「人が表に出て、自分だけが正しいと思って、腕まくりをしてプラカードを持って歩き回るのを見ると『黙れ!』って思うね」。
当然この中でファレルは大統領選で誰に投票するか明かしていないが「極右に投票することはないだろうね」と笑いながら答えている。「私は国民も国も大切に思っている。しかし、やるべきことがたくさんあると思っている。私はアクションを取るのが好きなんだ」。
この発言はあっという間に大炎上。ファレルのインスタグラムにはコメントが殺到している。「2016年にヒラリー・クリントンを応援するって発言していなかった?」と指摘する人もいる。またファレルはテイラーの名前は出していないが「テイラーがカマラ・ハリスを応援すると表明した直後に、そういうセレブに向かって『黙れ!』と言うなんてショックだ」と書き込み、ファレルがテイラーを意識して言ったのではないかと疑う人も。「政治をやらないのはいい気分に違いない。でも選択の余地がない人もいる。あなたの先祖もそうだった。それなのにあなたはそういう余地のない人を中傷している」「政治をやらないのは信じられないくらい特権的だ」とコメント、政治的な発言をしないのは現状に満足できるほど恵まれているからだと批判する人も多い。ファレルがこれからどう火消しを図るのか、注目が集まっている。