大谷翔平があと「1」と迫る「史上最高のリードオフマン」の記録!「47‐48」達成で“歴史的偉業”へカウントダウン

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大谷が「47‐48」を達成し、史上最高のリードオフマンがつくった記録を捉えようとしている(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間9月11日(日本時間12日)、本拠地でのカブス戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数2安打3打点の成績だった。チームは10‐8で乱打戦を制した。

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 大谷は初回の第1打席で右翼席へ47号本塁打を放つと、第2打席は四球を選んで出塁。二盗も成功させて今季48盗塁に到達した。さらに、3回二死二・三塁の第3打席で中堅へ適時打を放ってマルチ安打を記録した。5回の第4打席は初球を打って中飛、8‐7で迎えた7回の第5打席は右飛に終わった。

 大谷はこれでメジャー通算218本塁打となり、韓国出身のチュ・シンス(レンジャーズなど)が保持していたアジア出身選手最多記録に並んだ。さらに、2006年のデビッド・オルティス(レッドソックス)のDHシーズン最多記録にも並んでいる。

 米メディア『MLB.com』のサラ・ラングス記者は自身のXで「ショウヘイ・オオタニは今季、同一試合での本塁打と盗塁を12試合で記録している」と紹介。「1900年以降では、これより多くの試合で記録したのは1人だけ」とし、MLB歴代1位の通算1406盗塁を誇るリッキー・ヘンダーソン(当時ヤンキース)が1986年に記録した13試合だと伝えている。

 史上初の「47‐48」を達成し「50‐50」まで残り3本塁打・2盗塁となり、夢の領域にグッと近づいた。「史上最高のリードオフマン」と呼ばれた男の偉業へもあと「1」と迫り、大谷は多くの歴史的な記録を塗り替える勢いでまい進している。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]