中居正広(C)日刊ゲンダイ

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 2016年12月31日いっぱいで解散したアイドルグループ「SMAP」のデビュー日の9月9日、フリーアナウンサー住吉美紀(51)がパーソナリティーを務めるTOKYOFM「Blue Ocean」は、音楽業界やアイドル業界に与えた功績を称えて「勝手にSMAP特集」を組み、大反響を呼んでいる。

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 今年は、SMAPが1991年9月9日にシングル「Can't Stop!! −LOVING−」でメジャーデビューしてから33回目の記念日。番組では「ダイナマイト」「SHAKE」「オリジナル スマイル」などヒットソング全13曲がオンエアされ、リスナーからSMAPへの熱い思いが寄せられるなど、番組は“SMAPデー”となった。

《SMAPを特集してくれて、住吉さん、スタッフの皆さん、ありがとう!》《神回!》と歓喜の声があがった。解散から今年で8年目を迎えるSMAPに関して、SNSでは少なくないファンから“再結成”を求める声が未だにやまない状況だ。

 今年に入ってから、一部メディアでSMAP再結成の実現について盛んに報じられた。

「再結成説が盛んになったきっかけの一つが、創業者ジャニー喜多川氏の性加害問題で旧ジャニーズ事務所が再編を迫られ、STARTO ENTERTAINMENTが再出発したことです。業界のしがらみや悪しき慣習を嫌う福田淳氏が社長に就任したことで、大きく前進したと言われるようになり、フジテレビのSMAP×SMAPでの復活など具体的な話が出るようになりました」(スポーツ紙記者)

■感動を呼んだスナックでの伝説のカラオケシーン


 解散のきっかけとなったのも人気番組「SMAP×SMAP」で、その直前に出た解散報道について、ダークスーツ姿のメンバー5人が生放送で謝罪したシーンは、“公開処刑”と言われた。

 SMAP解散の際に囁かれたのが、旧ジャニーズ事務所に残留した木村拓哉(51)と、それ以外のメンバーの確執だった。しかし、昨年4月30日、松本人志(61)と中居正広(52)がMCを務めたトークバラエティー番組「まつもtoなかい」(フジテレビ系、現「だれかtoなかい」)の初回ゲストに香取慎吾(47)が登場。カットされたものの、3人の会話の中でキムタクの話題があがったとされ、また別の現場では草磲剛(50)とキムタクが接触したと報じられている。

 5人が雪解けし、スマスマでの再結成はまさにファンの悲願だという。

「SMAPを象徴する番組の一つであるスマスマで、多くのファンからいまだに語り継がれているのが、『SMAPはじめての5人旅スペシャル』という企画です。結成25周年を記念し番組が用意したのが、5人のサプライズ関西旅行で、最高視聴率24.3%を記録しています。USJで遊ぶ様子や温泉旅館で食事や温泉を楽しむほか、SMAPの曲をメンバーが歌ったスナックのカラオケシーンに涙するファンも多かったと言います。5人旅はメンバーの素の関係性を垣間見ることができ、メンバーがたまたま訪れたお好み焼き屋さんはSMAP解散後、多くのファンが訪れる聖地になっています。この動画はYouTubeにあがっていて、多くのファンがこれを見てSMAPの再結成に思いを馳せているといいます」(芸能ライター)

 結成33年目の今年、不可能とさえ言われたSMAPの再結成は実現するか。

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