熱海富士(右)を下手投げで破った霧島(撮影・持木克友)

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 「大相撲秋場所・2日目」(9日、両国国技館)

 関脇霧島が熱海富士を下して初日から2連勝とした一番は、決まり手が注目された。

 霧島が右下手を取ると、熱海富士がその腕を左から抱え、決めながら前進した。最後は霧島がクルリと左に回りながら右腕を抜く形になると、熱海富士がバッタリと両手をついた。

 場内でなかなか決まり手が放送されず、NHKのテレビ中継のアナウンサーも「送り倒しになるのか、後ろもたれのような形になるのか…」と話したが、その後「ただいまの決まり手は下手投げ、下手投げで…」と場内アナウンスがあった。

 SNSでも「あの珍妙な形でも下手投げになるのか」「今のが下手投げなのか?」「下手投げ?なんか複雑な動きだったけど…」「うしろもたれ?下手投げか」「ローリング下手投げ」「回転下手投げをされちゃった」などとコメントが集まった。