王鵬(右)に寄り切りで敗れた貴景勝(撮影・持木克友)

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 「大相撲秋場所・2日目」(9日、両国国技館)

 今場所10勝で1場所での大関復帰を目指す貴景勝が王鵬に寄り切りで敗れ、2連敗となった。

 立ち合いで低く頭から当たった貴景勝は相手の圧力に徐々に後退。一度はいなして再び頭から当たったが、最後は上手を取られて土俵を割った。

 貴景勝はカド番だった夏場所で負け越し、2度目の大関陥落が決定。前回陥落した2019年秋場所では12勝を挙げて1場所で大関に復帰しているが、今回は慢性的な首の痛みを抱えての転落とあって、瀬戸際に立たされている。