関根大気選手のインスタグラム(@toho8taiki)より

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横浜DeNAベイスターズの関根大気外野手が2024年8月15日、Xで「先日裁判でX社に対して行った情報開示命令申立が認められました」と報告した。

「結果としては8件中8件の請求が認められました。既に一件はもう連絡してきてもらっております」として、投稿の具体的な内容も公開している。

「少し理解してもらえたら嬉しいなと」

情報開示命令申立が認められた投稿はいずれも4月26日に公開されたもので、「当たってねーじゃん、関根死ねよ」「関根キモい4ねよクソナルシスト」「関根、足出過ぎだし、当たってねーだろゴミが」「やっぱ関根ゴミだわ」「関根はゴミ。はっきりわかる」「関根避けてないバッターボックスから当たった足出てる バットは引いてるが足には当たってもない 死ねよほんまに死ね」「インチキ死球ゴミすぎ関根きもいわ」「関根と球審消えろ」などとするものだった。

同日に行われた巨人戦で、ボールが関根選手の左足をかすったとして死球が判定されたが、この判定をめぐり疑問の声が噴出していた。

関根選手は当時、「まず嘘はつきません。今の時代はリクエストがあります。今後も際どいプレイなどがあるかと思いますが、嘘偽りなくその時自身が感じた、思った事実に対してアピールプレーをしていきます」として疑わしい判定の際は自分からもアピールしていると主張。

その上で、「誹謗中傷に関してはよく来ます笑 ちょっと言葉としては強めで載せるのがどうかとは思いましたが、、、。誹謗中傷ってどんなのが来ているか、少し理解してもらえたら嬉しいなと」として自身に寄せられた誹謗中傷メッセージのスクリーンショットを公開していた。

「アカウントの方たちへの誹謗中傷はなしでお願いしたいです」

関根選手は誹謗中傷を行ったアカウントのIDや具体的な投稿内容を公開している一方、「今回公にしておりますが、アカウントの方たちへの誹謗中傷はなしでお願いしたいです。誹謗中傷はなくしていきましょう、という声掛けをして頂けたらと思います」とつづっている。

関根選手の対応には、「関根選手の思いや願いが、対象の方や多くの人に正しく伝わり、野球界とSNSの世界がより良い方向に向かいますよう願っております」「毅然とされた対応 人としてもベイスターズファンとしても 非常に素晴らしく思います SNSの闇ですが しっかりと投稿者を包み隠さず公にされた事 支持します」など毅然とした対応を支持する声が相次いだ。

「どの程度から誹謗中傷なのかよくわからなかったけど、これを見ればどの程度から誹謗中傷なのかわかりやすい」「『死ね』『キモい』『消えろ』『ゴミ』は情報開示請求余裕ということで、スポーツ界では追随する選手が出てくる予感がします」とする声もある。