9月に行われる立憲民主党の代表選への立候補を表明している、枝野幸男前代表が13日、出身地である宇都宮市を訪れ、「30年間の政治の足踏みで日本はいよいよ持たなくなっている」と次期衆院選に向けて呼びかけました。

枝野前代表は9月7日に告示、23日に投開票が行われる立憲民主党の代表選に「時代の転換の先頭に立ち次の世代にバトンを引き継ぐのが私に課せられた使命」だとして9日、立候補する考えを明らかにしています。

13日は次の衆議院選挙で栃木1区から出馬する立候補予定者との街頭演説のため生まれ育った宇都宮市を訪れました。

立憲民主党・枝野 幸男前代表

「この30年、働く皆さんの実質賃金はほぼ横ばい、全く増えていない。物価上昇に賃金が追い付かない。今危機感を持ってこの国の政治を変えよう。他の国はどんどん前に行っているのに、私達は立ち止まってしまっている。立憲の仲間が各地で皆さんの期待をいただき、仲間が衆議院の過半数を超えなければ総理にはなれない」

立憲民主党の代表選には泉健太代表も立候補する考えで、枝野氏は21日に記者会見を開き、公約などを発表する方針です。