トム・クルーズに黄金聖闘士、「変態仮面」まで!? パリ五輪閉会式の濃すぎる顔ぶれ
パリ五輪の閉会式が行われ、日本時間では2024年8月12日にNHKで中継された。早朝4時ごろからの開始だったものの、Xでは閉会式に関するワードがトレンド欄を席巻した。
「レッチリ」「ビリーアイリッシュ」「スヌープ」「トム・クルーズ」「ミッションインポッシブル」「変態仮面」「バッハ会長」などがあった。
「オシャレに特化した黄金聖闘士みたいなの出てきた」
日本選手団は、陸上・女子やり投げの北口榛花さん、男子ブレイキンの半井重幸(ダンサー名SHIGEKIX)さんが旗手を務めた。式には卓球女子日本代表の早田ひなさん、レスリング女子76キロ級の鏡優翔さん、スポーツクライミング女子複合の森秋彩さんの姿もあった。
特に注目度が高かったのは、4年後のロサンゼルス五輪への引き継ぎ式、俳優のトム・クルーズさんの登場だ。競技場の屋根から地上へ飛び降りるという危険なスタントを、華麗に決めた。そしてパリ市長からロサンゼルス市長へ渡った五輪旗を受け取り、バイクに乗って会場を後にした。代表作「ミッション・インポッシブル」さながらのアクションに、「かっこいい」との声が続出した。
その後、ロス五輪主催者が用意した映像に、ロックバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」、歌手のビリー・アイリッシュさん、ラップ歌手のスヌープ・ドッグさんら世界的スターが出演したことも注目を集めた。
一方、全身に白い衣装を身にまとった人々によるパフォーマンスの際に、映画「HK/変態仮面」を連想した人が続出。また、黄金色の衣装に身を包んだキャラクター「ゴールデンボイジャー」が登場すると、「聖闘士星矢の黄金聖闘士(ゴールドセイント)を思い出す」「オシャレに特化した黄金聖闘士みたいなの出てきた」といった感想があがった。
バッハ会長のダジャレは滑った
国際オリンピック委員会(IOC)バッハ会長のスピーチには、こんな声が寄せられた。
「校長先生とバッハ会長の挨拶は長いものだ」「バッハ会長、校長先生の朝の朝礼並に話長いんだけど」
バッハ会長は「セーヌ・セーショナル(センセーショナル)なオリンピックだった」とパリ五輪の感想を述べた。すると、容赦ない突っ込みが。
「話がクソ長い上にギャグまでつまらない」「ダジャレいってダダ滑りしてて草」「セーヌ川ダジャレ今バッハ会長言ったよね そして滑ったよね」
スピーチの時間は約8分間。なお、22年の北京冬季五輪の閉会式は約10分だった。