とちぎテレビ

夏休みを利用した小学生向けのワークショップが8日、野木町にある電気機器メーカーの工場で開かれ、子どもたちが電磁コイルの釣り竿づくりに挑戦しました。

この「電気教室」は分電盤などを製造する電気機器メーカーで愛知県に本社を置く日東工業が、工場のある野木町の子どもたちに理科好きになっもらおうと、社会貢献の一環で開いたものです。

県内での開催は今回が初めてで、この日は地元の小学4年生から6年生およそ25人が参加しました。

子どもたちは、まず最初に電気が熱や光や音などのエネルギーに変わることや、電磁コイルに電流が流れると電磁石になる性質を利用して洗濯機や電気自動車などに役立てられていることを学びました。

そして、この電磁石になる性質を利用してクリップを持ち上げる釣り竿づくりに挑みました。電磁コイルは巻かれる回数に応じて力が増すということで子どもたちは100回巻きのものを体験したあと、200回巻きや400回巻きにも挑戦しました。

果たしてうまくいったのでしょうか。一度にたくさんのクリップがつり上がると子どもたちからは大きな歓声が上がっていました。