とちぎテレビ

夏の甲子園の開幕(8月7日)まで1週間あまり。初出場を決めた石橋高校のある下野市ではセンバツ出場以来の快挙に地元市民も沸いています。

母校の創立100周年と甲子園球場の開場100年というふたつの節目が重なる年に劇的勝利で夏の甲子園初出場を決めた石橋高校野球部。秋と春に関東大会を制した栃木県の強豪校を押しのけ県立高校として2005年の宇都宮南以来19年ぶりの優勝に地元市民は大いに沸いています。

甲子園の開幕を1週間後に控えたこの日、暑い日差しの中、練習グラウンドでは朝から田口皐月キャプテンなど石高ナインが打撃練習を中心に汗を流しました。正午前に下野市の坂村哲也市長など6人が激励に訪れました。

野球部OBなどで作る後援会「石甲会」の川中子智一会長も21世紀枠で初めて出場した去年春のセンバツ出場以来の快挙に目を細めます。夢と感動をもらった選手たちを甲子園でまた再び力強く後押ししようと後援会では市内の多くの企業に協力を呼び掛けています。石橋高校では1日、選手の壮行会が午前9時半から行われ、選手たちは甲子園に向け、2日出発する予定です。