とちぎテレビ

献血事業と骨髄バンク事業に積極的に貢献した個人や団体への表彰式が29日、宇都宮市で行われました。

表彰式は県や栃木県献血推進協議会、栃木県骨髄バンク事業推進連絡協議会などが、献血事業と骨髄バンク事業に功績のあった個人や団体に表彰状や感謝状を贈るものです。

今年度は献血功労者として、移動献血車が学校を訪れて生徒が献血に協力する活動を長年にわたり行っている、宇都宮短大附属高校に厚生労働大臣表彰状が贈られました。

厚生労働大臣の感謝状は佐野市の自動車部品メーカー、マレリ労働組合の佐野分会とハイリマレリジャパン分会佐野分室が受け取りました。

骨髄バンク事業功労者では、献血活動の時に骨髄バンクのドナー登録を呼びかける活動をしている、大田原市の那須赤十字病院に知事の感謝状が贈られました。

県によりますと、県内の去年の献血者の数は年間目標を大きく上回るおよそ9万4千人で、1962年の献血事業開始以来、累計で500万人を超えました。また、高校で行われる献血の実施率は8年連続で全国一だということです。

一方、県内の今年3月現在の骨髄バンクのドナー登録者は、およそ1万7千人となっています。