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悪いことしたらバレます…。

新型コロナウイルスのパンデミックは世界を変えました。働き方も大きく変化し、リモートワークが一気に定着。オフィス回帰の流れも強まっていますけどね。結局、どっちの勤務スタイルが生産的なのでしょう?

マウス・ジグラーの悪用でクビに

在宅勤務中の社員は、マジメに仕事をしているのか? このほどBloombergは、証券会社のWells Fargoが、投資家保護を目的とするFinancial Industry Regulatory Authority(FINRA)への報告の一環で、不正勤務が明らかになった複数の社員を一斉解雇したことを報じました。リモートワークで仕事をしていると見せかけつつ、勤務していない実態が発覚したとのことですね。

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オフィスの外でもPCで仕事。その仕事中のステータスは、社員が「離席中」かどうかを表示するツールで一目瞭然でしょう。ですが、世には、こんなふうにマウスを自動で動かしつつ、絶対に離席中の表示に切り替わらないようにしてくれるマウス・ジグラーなる製品(Mouse Jiggler=マウスを揺らす)も存在するんです。これさえあれば、本当はPCで仕事なんかしてなくても、ずっと会社とのコミュニケーションツール上ではアクティブに働いているよう見せかけられるというわけですね。

結局はイタチごっこ?

Wells Fargoは、どのようにして監査を進め、オフィスにいない社員らの真の勤務実態を把握するにいたったか? その詳細は公表されていません。ですが、このマウス・ジグラーをめぐっては、PCのUSBポートに挿すものが多いものの、その使用の有無は、わりと簡単にチェックできてしまうみたいですよ。

そういうチェックは百も承知のうえで、さらにその上手を行く強者も。電源を別の場所から取ってきてマウス・ジグラーを稼働させれば、その監視の目をかいくぐれるなんて指摘があったり。あるいは、数百円から数千円レベルのものだとバレますが、うんと注ぎこんで1万円以上するような高性能のマウス・ジグラーだと、本当に仕事をしているようにしか見えない動きでチェックをかわしてくれるんだとか。

今回解雇された多くの社員は、新たに採用された人が多かったみたいです。でも、なかにはマジメに7年以上勤務してきた社員でも、マウス・ジグラーの誘惑に負け、サボっていることがバレてクビになってしまった模様。まぁ、いろいろ悪いこと考える暇があったら、ちゃんと普通に仕事しましょうね。

Source: Bloomberg

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