劇場版「鬼滅の刃」無限城編が三部作で制作決定 無惨役の関俊彦「皆さんは炭治郎君のことを応援するんでしょ」
2024年6月30日に放送された、テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編の最終話直後、今後の物語が劇場版「鬼滅の刃」無限城編として三部作で制作されることが発表されました。
最終話では、鬼舞辻無惨が鬼殺隊当主の産屋敷耀哉を襲撃。炭治郎や柱をはじめとする鬼殺隊と無惨との激闘が描かれています。
また、最終話放送日の6月30日には、TOHOシネマズ新宿にて柱稽古編の特別上映会が開催されました。
登壇したのは、産屋敷耀哉(うぶやしき かがや)を演じる森川智之さんと、鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)を演じる関俊彦さん。クライマックスシーンや、劇場版「鬼滅の刃」無限城編の三部作制作決定についてそれぞれの思いが語られました。
特別上映会では、第七話と最終話・第八話を劇場の大きなスクリーンで上映。森川さんと関さんによる朗読も行われ、産屋敷と無惨が対峙するシーンが再現されました。
森川さんは「鬼の出るような時間帯にお越しいただきまして、ありがとうございます!私は、鬼滅の刃のこういったイベントに初めて参加させていただきます」と挨拶。
関さんは「第七話・第八話が終わった直後に私と森川君で朗読をやるなんて思ってもみませんでした。大きなスクリーンで、皆さんに柱稽古編のクライマックスを見ていただけて幸せです!」と挨拶しました。
また、森川さんは「まさに今日の最終回で無惨に対峙しましたが、まさにそこに行きつくまでの道のりというのが、産屋敷家の中で受け継がれたものの集大成だったと思うんです。その感動をアニメを観ている皆さんと共有できるように意識しました」と語り、関さんは「鬼舞辻というキャラクターは、本当にすべての人類の敵と言ってもいいほど、最強最悪の鬼の始祖です。彼が生まれてから1000年という間に、無惨は心の闇に深く深く沈んでしまった人物なのではないかと思います」とキャラクターへの思いを述べました。
さらに二人は、劇場版「鬼滅の刃」無限城編が三部作として制作決定した件についても触れ、関さんは「皆さんは炭治郎君のことを応援するんでしょ。でもそうはいきませんよ!」「全力をかけてこの劇場版に臨みたいと思っております」と、映画への意気込みをコメント。
森川さんは「柱・隊士達は、この柱稽古編で血のにじむような稽古をしてきました。みんな一丸となって、まさに一枚岩となって無惨に立ち向かって戦ってくれると思います」「(劇場版三部作を)ぜひ皆さんに楽しんでもらいたいという気持ちと共に、 皆さんの想いも、ぜひ隊士たち、柱たちに、向けていただければと思います」とファンにメッセージを送っています。
「鬼滅の刃」は、吾峠呼世晴による漫画作品が原作。集英社ジャンプ コミックス1巻から23巻の累計発行部数は1億5000万部を突破。
アニメーション作品は、2019年4月の「竈門炭治郎 立志編」よりスタート。その後、2020年に劇場版「無限列車編」を公開。2021年から2022年にかけては、テレビアニメ「無限列車編」と「遊郭編」が放送。2023年には「刀鍛冶の里編」、2024年には「柱稽古編」八話が放送されました。
※ 鬼舞辻無惨の「辻」は点一つのしんにょうが正しい表記。
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
情報提供:アニプレックス
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま経済新聞編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024070104.html