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2024年4月に有罪判決を受けたジョナサン・メジャースが俳優復帰を果たす。復讐をテーマとするインディペンデント映画『Merciless(原題)』で主演を務めることがわかった。米が報じている。

メジャースは2023年3月、当時の交際相手への暴行容疑でニューヨーク市警に逮捕。容疑を否認していたが、裁判の末に有罪判決を受けた。禁固刑は免れることになったが、52週間に及ぶ家庭内暴力に関する更生プログラムへの参加を命じられた。

有罪判決後も俳優を続ける意思を見せていたメジャースが、早くも本業再開を決めた。このたび出演が伝えられた『Merciless』は、愛する女性が邪悪な力に支配された後、それを倒すためにさらなる暗躍を余儀なくされるCIAトップの尋問官を主人公とする“超常現象復讐スリラー”。2024年秋より、カナダ南西部のサスカチュワン州で撮影が開始されるという。

メガホンを取るのは、『デューン』シリーズや『ブレードランナー 2049』(2017)などを手がけたドゥニ・ヴィルヌーヴの弟としても知られるマーティン・ヴィルヌーヴ。出身地のカナダを拠点に活動しており、2012年にSF映画『Mars and Avril(英題)』で長編映画監督デビューを飾った。

発表にあたり、ヴィルヌーヴは本作について「恐ろしい物語の中で所有や復讐、個人的正義といったテーマが絡み合う作品です」とコメントを発表。「メジャースが演じるジョンの心理的降下や彼の正気を試す超常現象的な力を掘り下げていきます」と述べた。

製作を務めるのは、『2001人の狂宴』(2005)や『ギャング・オブ・ホラー』(2006)『ライブリポート』(2019)などを手掛けてきたクリストファー・タフィン。2023年、アメリカで話題を呼んだ人身売買をテーマとするインディペンデント映画『サウンド・オブ・フリーダム』では製作総指揮を務め、世界興収2億5,000万ドルのスマッシュヒットを叩き出した。声明の中で、タフィンは「素晴らしい才能を持つジョナサンと仕事ができることを光栄に思います」と伝えている。

私生活でのスキャンダルにより、メジャースはハリウッドのマネジメント会社から契約を解除され、マーベルの役をはじめ控えていた新作映画からの降板を余儀なくされていた。騒動後初とだけあり、『Merciless』での演技には注目が集まる。

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