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 16日投開票の沖縄県議選(定数48)をめぐり、共同通信社は17日、「沖縄県議選報道で誤り」と題した記事を配信した。

 最終的には反対と容認勢力が同数だったが、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対の勢力の過半数獲得が確実になったと誤って報じたという。

 同社によると、那覇市・南部離島選挙区で、実際には落選した候補者を、当選確実と誤って判断した。独自に各候補の得票数を取材し、システムで集計していたが、操作に手違いがあったという。誤った記事は約20紙に掲載され、ウェブサイトにも一時アップされた。高橋直人編集局長は「あってはならないミスで、深くおわびします」とのコメントを出した。(山田暢史)