笑福亭鶴光

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 ニッポン放送は17日、落語家・笑福亭鶴光がパーソナリティを務める番組内で放送した替え歌が「あまりに低俗であり、公共の電波で流すには著しく不適切なものでした」と謝罪した。

 ネットでは「生きづらい世の中になった」などと賛否の声が挙がった。

 ニッポン放送の公式HPによれば、3月15日放送の「鶴光の噂のゴールデンリクエスト」内で、ピンク・レディーの複数曲の替え歌を放送したが、電波で流すには低俗すぎて、不適切にもほどがあったという。

 「当該放送を聴かれて不快に思われたリスナーの方も多数いらっしゃると思います。何より、往年の名曲を手掛けられた作曲家の都倉俊一先生、作詞家の阿久悠先生をはじめとするご関係者の皆様に多大なご迷惑、ご不快をかけるものでした。また、番組の出演者の皆様にもご迷惑をお掛けしてしまいました」とおわび。「今後は、公共的機能を有するラジオ放送局としての責務、自覚を強く持ち、務めを果たして参ります所存です」と誓った。

 しかし、鶴光といえば、1974年に放送開始した「オールナイト・ニッポン」での下ネタだらけの放送が代名詞だった。それだけに、「鶴光師匠に何を求めとんねん」「鶴光に適切を求めるな」「番組持たせといて何を今更」「不適切と思うなら聞くなって話よ」という声が。一方で、「下ネタが芸というのがよくわらかん」「鶴光のラジオに品行方正を求める世の中はあまりにも寂しい」「いつものことか」という声も挙がった。