the GazettE公式インスタグラム(@the_gazette_official)より

写真拡大

ビジュアル系バンド「the GazettE」が2024年5月27日、4月15日に急逝したベーシスト・REITAさんをしのぶ追悼ライブ「HERESY LIMITED 『SIX GUN'S』」を開催した。

ライブの終了後、メンバーらは感謝とともに今後への決意を明かしている。

「区切れない。だから区切らずに前に進みます。5人で」

「the GazettE」は、02年に結成され05年にメジャーデビューしたビジュアル系バンドだ。REITAさんは前身となるバンドからベーシストとして活動してきた。

REITAさんは4月15日、42歳で亡くなった。バンド公式サイトは25日、「REITAの葬儀が執り行われましたことを、謹んでご報告いたします」と報告し、ファンとのお別れの場としてライブを開催すると明かしていた。

追悼ライブはREITAさんの誕生日だった5月27日に、東京・豊洲PITで開催された。ライブの終了後、メンバーらはそれぞれのSNSでREITAさんへの思いを明かした。

ボーカルのRUKIさんは、「今日は色んな心境の中、一緒に叫び、拳を上げて 共にこのステージを創ってくれた皆、配信で待機して見守ってましたって皆、今こうしてthe GazettEを愛してくれている全ての方へ 心から、感謝したいです」と感謝をつづった。

REITAさんに向け、「今日は心の中で生き続けるれいたの存在に手を合わせて、そして思い切り抱きしめるような気持ちでライブをしました」「改めて生まれて来てくれてありがとうれいた。また来年も必ず祝うよ」と呼びかけている。

「the GazettE」やファンは、RUKIさんにとっての「かけがえのない宝物」だとつづり、バンドの今後について「俺らは音楽を創り続け、そんなライブが出来る場所を守って待ってます。区切れない。だから区切らずに前に進みます。5人で」と決意を明かした。

「ゆっくりでいい。これからも一緒に歩こうぜ」

ギターの麗(うるは)さんは「今日このライブが出来た奇跡と、皆の想いが確実に届いたと思います。そして間違いなく魂を感じる事が出来ました」とライブを振り返り、「REITA生まれてきてくれてありがとう」とした。

ギターの葵さんは、ファンに向け「皆、最高にカッコよかったよ。今日は来てくれて、想いを飛ばしてくれて、本当に心強かった。何度も同じことを言ってしまうけど本当にありがとう。ゆっくりでいい。これからも一緒に歩こうぜ」と感謝を明かした。

続く投稿で「HBD REITA こんなに愛されてるお前が羨ましいよ」とREITAさんに呼びかけている。

ドラムでリーダーの戒さんは「みんなのおかげで改めて強い絆を感じる事ができ、より強い気持ちを持って前へ進む事ができます。これからも変わらないthe GazettEをどうぞよろしくお願いします」とした。

REITAさんに宛てては、「REITA Happy Birthday. これからもよろしくな」とつづっている。

追悼ライブに際し、国内外のファンからの感謝の声が寄せられている。

「REITAさんがいないthe GazettEのステージを見たときは辛かった。でも昨日のLIVEにいって本当によかった。人生の半分以上the GazettEに支えられて、これからもついて行く気持ちは変わらないです」
「メンバーさんたちの口から想いを聴けたことや次のライブの約束をしてくださったことで救われる気持ちになりました」
「I can't go to most of your concerts, but my heart is always with you. For 16 years already. Thank you for all of it. If you're there, I'll be too.(訳:私はあなたのコンサートにほとんど足を運べないけれど、私の心はいつもあなたとともにある。もう16年も。本当にありがとう。あなたがそこにいるのなら、私も一緒にいるでしょう)」