生田絵梨花、ドラマ『アンメット』で演じる“西島麻衣”を語る。「“この人は何者なんだろう”と思わせるのが麻衣の役割」

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■「麻衣は、なぜそういう行動をとるのかを明らかにしていない部分が多くある」(生田絵梨花)

杉咲花主演のカンテレ・フジテレビ系・月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(毎週月曜22時)で、クールな美人秘書・西島麻衣を演じている、生田絵梨花。そんな彼女のコメントが到着した。

4月に歌手としてソロデビューを果たし、2024年夏からはテレビ朝日系『素晴らしき哉、先生!』で地上波連ドラに初主演することが決定。音楽活動や俳優業に加えて、ミュージカルや音楽番組のMC、声優など幅広く活躍中だ。

『アンメット ある脳外科医の日記』においては、物語の前半では「“この人は何者なんだろう”と思わせるのが麻衣の役割だと思って演じていた」という生田。権力者である祖父のもと、家柄ゆえの運命を受け入れて綾野楓(岡山天音)と婚約。政略結婚と割り切っていたが、実は綾野に淡い想いを寄せていたことが明らかになり、生田はそんな自分の気持ちに素直になれない等身大の女性を好演している。

また、大迫紘一(井浦新)に絶対的な信頼を寄せ、大迫の治療法を疑ったり、そこに綾野を巻き込んだりと、立場を危うくする三瓶友治(若葉竜也)を敵視。川内ミヤビ(杉咲花)と三瓶の信頼関係をも崩そうとするなど、自分たちの結婚を揺るがすミヤビの存在を快く思っていないのかと思われたが、これに対し生田は、「麻衣は、なぜそういう行動をとるのかを明らかにしていない部分が多くある」と明かし、何やら裏がある様子。さらに、その複雑な心情を表現するにあたり、「麻衣の行動や発言と心情を繋げることに苦戦した時期があった」と、ここまでの撮影を振り返った。

天真爛漫なイメージから一転、今作では笑顔も少ないクールな役どころで、新しい一面を見せる生田。今後の見どころについては、「ミヤビの記憶のこと、そしてそこに関わる関東医大のことが徐々に明らかになっていきます」とコメント。さらに「麻衣と綾野の関係性にもぜひ注目してご覧いただけたらうれしいです」と、第6話(5月20日放送)でついに婚約者に本音をぶつけた麻衣の今後に含みを覗かせた。

■第7話(5月27日放送)あらすじ
抗てんかん薬を増やしたことで、断片的ではあるものの、前日のことを覚えていられるようになったミヤビ(杉咲花)。本人はもちろん、森(山谷花純)や成増(野呂佳代)ら、これまでミヤビを支えてきた医局のメンバーもうれしくてたまらない。しかし唯一、三瓶(若葉竜也)だけは、記憶障害の改善の仕方に違和感を覚え、表情が晴れない。

そんななか、ミヤビのお祝いも兼ねて、高美武志(小市慢太郎)が営む居酒屋『たかみ』をいつものように訪れた一同は、料理の味がいつもより濃いことに気づく。ミヤビの勧めで検査をしてみると、脳に髄膜腫(ずいまくしゅ)という腫瘍があり、その影響で嗅覚が落ちて味つけが濃くなったことがわかる。手術は可能だが、腫瘍切除の際に神経が傷ついて嗅覚を失う可能性が高く、極めて難易度の高い手術になる。しかし手術をしなければ、やがて命にも関わる。料理人として究極の選択を迫られた高美は…。

一方、ミヤビは前日の記憶こそ残っているものの、その内容に間違いが多いことに気づく。ついには、治療中に患者を取り違えそうになり、恐怖で立ち尽くす。三瓶は、脳の中で記憶がすり替わる“記憶錯誤”が起きている可能性を示唆するが、残念ながら治療法は解明されていないという。あらたな壁に悩まされながらも、高美に寄り添いたいと思うミヤビは…。

番組情報

カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』
毎週月曜22:00~

出演:杉咲花 若葉竜也 岡山天音 生田絵梨花 山谷花純 尾崎匠海(INI) 中村里帆・安井順平 野呂佳代 千葉雄大・小市慢太郎 酒向芳 吉瀬美智子 井浦新
原作:子鹿ゆずる(原作)・大槻閑人(漫画)
『アンメット―ある脳外科医の日記―』(講談社『モーニング』連載)
脚本:篠崎絵里子(「崎」は、たつさきが正式表記)
音楽:fox capture plan
主題歌:あいみょん「会いに行くのに」
オープニング曲:上野大樹「縫い目」
演出:Yuki Saito 本橋圭太

ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』番組サイト
https://www.ktv.jp/unmet/