アストン・ヴィラでもポジションを確保できなかったコウチーニョ photo/Getty Images

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リヴァプールからバルセロナへ1億4000万ポンドもの移籍金で移籍してから6年。MFフィリペ・コウチーニョの評価は大幅に下がってしまった。

バルセロナでは期待に応えられず、バイエルンへのレンタル移籍を経て2022年にアストン・ヴィラへ移籍。当時はリヴァプールで一緒にプレイしたスティーブン・ジェラードがチームを指揮していたこともあり、アストン・ヴィラで輝きを取り戻せるかと思われた。

しかし、その後ジェラードは解任。現在はウナイ・エメリが指揮しているが、そのアストン・ヴィラにコウチーニョの居場所はない。昨夏にはカタールのアル・ドゥハイルにレンタル移籍しているが、カタール国内リーグでも16試合で3ゴールと印象的な数字は残せていない。アストン・ヴィラも来季の戦力にカウントしづらいだろう。

英『The Sun』によると、31歳を迎えているコウチーニョには古巣ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマが関心を示しているという。アストン・ヴィラ側が求める移籍金は、400万ポンドから600万ポンドとされており、その市場価値はかなり落ちている。

バルセロナへ移籍した2018年からは思うようなパフォーマンスを発揮できない日々が続いてしまい、ピークは過ぎてしまった印象だ。リヴァプール時代はキレも抜群だったが、この6年で評価は大きく変わってしまった。