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『蒸気船ウィリー』のミッキーマウスと『くまのプーさん』の著作権が切れてパブリックドメインになったのをいいことに、ミッキーとプーさんを戦わせるホラー映画企画が登場した。その名も『Mickey vs. Winnie(原題)』だ。

物語の舞台は、呪われた森。1920年代、とある囚人2人組がこの森に逃げ込むと、その暗い奥底に引きずり込まれてしまった。それから一世紀が経ち、スリルを求める若者たちが知らぬうちにこの森に足を踏み入れてしまう。彼らがAirbnb(民泊)での滞在を楽しんでいるところに、1世紀前の囚人たちがなぜかミッキーマウスとくまのプーさんの“ねじれた”姿と化して出現する。

暴力と血にまみれた夜の開幕だ。若者たちは、怪物と化した子ども時代のキャラクターたちと戦い、この森から脱出しなければならない。その恐ろしいスペクタクルの中で、ミッキーとプーさんが衝突し、森を血に染める……というあらすじが伝えられている。勝手に戦え!

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監督は、エミー賞ノミネートの振付師から、『Pitchfork(原題)』(2016)で映画監督に転身したグレン・ダグラス・パッカード。製作はホラー系WebサイトのiHorrorだ。「ミッキーとプーさんについての知識は全部捨ててください。我々の映画で彼らは、マスクを被っただけのキャラクターとしてではなく、無邪気さと悪意が融合して変貌した、実写のホラーとして描いています」と、iHorrorのアンソニー・パーニカはコメントしている。「この映画の強烈なシーンを見たら、ミッキーとプーさんを見る目が永遠に変わっちゃいますよ」。

A・A・ミルンの児童小説「クマのプーさん」は、2022年に著作権が失効。『蒸気船ウィリー』のミッキーマウスの著作権は2024年1月1日をもって失効していた。これに伴って、キャラクターをホラー転用する企画が乱立。ホラー映画『プー あくまのくまさん』は続編『』も登場し、シリーズ化どころか他の著作権切れキャラクターたちが悪夢共演を果たすシネマティック・ユニバース化を予定している。

ミッキーマウスのほうは著作権が切れた年明け早々に複数のホラー映画企画がに。この度の『Mickey vs. Winnie』は、これらとは別の新しい企画となっている。現在、米ミシガン州にて製作中ということだ。

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