#KTちゃん、初のアカペララップを披露 主催ライブイベント『ぱにゃぱにゃ』が大盛況の中で幕(写真15点)

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4月27日(土)、東京・渋谷Spotify O-nestにて#KTちゃんがライブイベント『ぱにゃぱにゃ』を開催した。

#KTちゃん

#KTちゃんは、4月17日(木)に自身初となるEP『Oneder』をリリースし、アーティストとして新たなステップへと踏み出した。そんな#KTちゃんの主催ライブイベント『ぱにゃぱにゃ』では、TikTokを中心に若者から人気を集めている大阪出身の兄妹ポップラップユニット「ぺろぺろきゃんでー」のライブからスタート。兄妹ならではのいい意味でゆるい2人の絡みが癖になる。

続いては「MIKU BREAK」。昨今耳にする「AI」と「ラップ」を組み合わせた、どんなリリックも瞬時に作り上げるAIラッパー(UoC(博報堂)で開発中のAI x ラップで人の創造性の拡張を目指すプロジェクト)。AIラッパー・初音ミクとテックダンスフュージョン軍団「CONDENSE」のSHUN、#KTちゃんがスペシャルセッションを繰り広げた。ラッパー2人とAIによる化学反応が、フロアを一層盛り上げていく。

そして、いよいよ#KTちゃんの登場だ。先日リリースしたばかりのEP『Oneder』から、リード曲の「choma! feat. Bryn, IIVY B」のビートとともに登場し、フロアから歓声があがる。この曲は韓国人ラッパー・Bryn、タイ人ラッパー・IIVY Bとのコラボ曲。ライブでは2人のパートも#KTちゃん自身のラップで音源とはまた違った印象となり、よりオリジナル感が増した。

続けて「BaNe BaNe feat. DOTAMA」を披露し、先ほどとはうって変わって会場が一気にドリーミーな#KT劇場へ。4曲目の「ぴーおーぴー」では、曲途中で自らトラックを止め、アーティスト活動への決意のこもったアカペララップを披露すると、フロアからは大きな拍手が巻き起こった。#KTちゃんの地元である「夜の横浜」をイメージ した5曲目「PIKA PIKA」では、#KTちゃんのブレッシーな歌声とミラーボールの明かり、観客の手が合わさり会場がドリーミーなムードに包まれた。

その後のMCでは、今後のアーティスト活動や、秋開催予定のワンマンライブへの決意を語った。最後は、EP『Oneder』からリード曲「choma! feat. Bryn, IIVY B」を披露。「またワンマンライブで会いしましょう」との言葉と共に、ライブは幕を下ろした。ストリーミングデビューから1年。今後の「アーティスト#KTちゃん」に期待が膨らむ1日となった。