業務スーパーで販売されている『農心 カムジャ麺』をご存じでしょうか。

韓国産の袋麺です。カムジャとは韓国語でじゃがいもという意味だそう。じゃがいもでん粉を使用した独特の弾力食感と、あっさり寄りのピリ辛スープ。安心感のある優しいおいしさが魅力的な一品ですよ。



『カムジャ麺』は業務スーパーでは483円(税込、税抜448円)で販売中。麺・かやく・粉末スープのセットが4食分入って、内容量は400g(1食100g)。

原産国は韓国、輸入者は農心ジャパン。『辛ラーメン』などで知られる韓国の食品メーカー・農心(NONGSHIM)の製品になります。

コスパ(単価)は100g=1食あたり約121円。本品は一般スーパーでも130円〜150円/100g程度で見かけることがあります。業スー価格はそれなりの安さといったところですね。

鍋に450mlの水を沸かしたら、1食分の麺・スープ・かやくをすべて一緒に投入。そのまま3分半ほど煮込むだけで完成です。

具材は少量の刻んだキャベツとチンゲンサイ。すこし寂しいので、カット野菜や卵を追加するのがおすすめです。

じゃがいもでん粉とじゃがいも粉末を練り込んだ麺がとにかく個性的。普通の油揚げ麺とは違って、柔らかくもコシ強め。つるつるもちもちした弾力感のある歯ざわりが楽しめます。

スープは牛だしのコクとあわせて、野菜と醤油の香りがじんわりと広がる風味。韓国系グルメのわりに辛味控えめで、さっぱり系のおいしさです。

それでいてピリッとくる胡椒の刺激感があり、淡白さを感じさせないバランス。一般的な油揚げ麺よりも油分の弱い麺とあわせて、しつこさのない旨みが空きっ腹に優しく沁みてきます。

もっちりした歯ざわりとぷるっとした口当たりで、味よりは食感の個性でくせになる一品。業スーの韓国系即席麺は種類豊富なので、迷ったら好みを選ばない本品から試してみるのがおすすめですよ。

カロリーもチェックしておきましょう。

『カムジャ麺』は1食あたり452kcal(炭水化物 68.3g、食塩相当量 4.6g)。袋麺としては標準的な数値でしょうか。食塩の摂取量が気になる場合はスープを残すのが無難です。