国民的アイス・ガリガリ君、実は嫌われ者だった!「レジに持って行くのが恥ずかしい」知られざる冬の時代
2月12日(月)放送の『激レアさんを連れてきた。』は、前田敦子と平子祐希(アルコ&ピース)をゲストに迎え、「あのガリガリ君を年間4億本売れる国民的アイスにした人」を紹介する。
やってきたのは、ガリガリ君を販売する赤城乳業の社員・ハギワラさん。
味の開発から宣伝の仕方など、20年ほどガリガリ君のすべてに関わり、国民に1日100万本のガリガリ君を提供している激レアさんだ。
ガリガリ君は現在までに約160種類の味が発売されているが、ハギワラさんはそのうちの100種類以上を生み出してきたそう。
30年前は、全国的には知名度が低い関東のローカルアイスだったガリガリ君だが、 ハギワラさんが関わるようになってから、年間の売り上げ本数がとんでもないことに! いったい何があったのか?
今から約30年前、赤城乳業に入社したハギワラさんは、アイス全般を扱う営業担当としてキャリアをスタートさせる。
その頃の主力商品はもちろんガリガリ君。昔からある看板商品ということで関東ではそれなりに愛されていたため、会社は満足だった。
しかし、入社当初から喧嘩っ早く、頭の固い上司にもガリガリ噛みつくタイプの社員だったハギワラさんは、「ガリガリ君はもっと売れてもいい!」と思い、ある事件を起こす。
これを機に、予算ゼロの“一人ぼっちガリガリ君改革”に挑むことに…。
今でこそ全国的な人気を誇るガリガリ君だが、実は当時のガリガリ君には問題が山積みだった。
そのひとつが、「ガリガリ君のキャラが嫌われていた」という問題。
2004 年にある雑誌で発表された企業の好き嫌いランキングでは、なんと嫌いなキャラクター第4位が「ガリガリ君」だった。
アンケートの中には、「歯茎が気持ち悪い」「汗が汚らしい」「レジに持って行くのが恥ずかしい」など辛辣な声が。
嫌われ者だったガリガリ君を愛されるキャラにするため、ハギワラさんが講じた策とは?
ガリガリ君を国民的アイスにしていく男の波乱に満ちたサクセスストーリーが明らかになる。