「art to ART Project」が分譲マンションとコラボ!千葉・松戸市にクリエイティブなレジデンスが誕生

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テレビ朝日の番組の美術セットから出る廃材を活用したSDGsの取り組み、「art to ART Project」。

このたび、「art to ART Project」と総合地所株式会社、三交不動産株式会社のコラボレーション企画として、分譲マンション「マツドリームプロジェクト/ルネ松戸みのり台」(千葉・松戸市)にて、共用施設の空間演出および入居後のソフトサービスを共同で開発することが決定した。

「art to ART Project」は、テレビ番組の美術セットから出た廃材を新たなアートへと生まれ変わらせるテレビ朝日のSDGs×アートの取り組みで、2022年の発足以来、現役の美術セットデザイナーがリーダーとなり、ワークショップや空間演出などを数多く手掛けてきた。

今回コラボレーションが実現したマンションの共用部には、壁面にはめ込まれたパーツを組み合わせることでテーブルや椅子を創り出すことができる機能を搭載するなど、多種多様な使い方に柔軟に対応できるクリエイティブラウンジを設置。このラウンジの天井装飾部分を中心に、廃材が活用される予定だ。

また、ソフトサービスとして美術セット廃材を利用したSDGsを学べるイベントを開催するほか、共用部にてアート作品を展示するなどの取り組みを通じて、マンションに住まう方々の豊かな時間を演出していく。

※過去おこなったワークショップ実施風景

千葉県松戸市は「創造性豊かなクリエイティブな街・文化の香りのする街」を目指し、国内外の芸術家の滞在制作を支援するなど、アート活動に力を入れている街。

松戸市の思想に沿った感性が育まれるレジデンスの誕生に期待が集まる。

そのコラボレーション概要は以下の通り。

◆クリエイティブラウンジ「SPACE 0(スペースゼロ)」

※クリエイティブラウンジイメージ

収納すると壁面と一体になる組み立て家具を導入。手を使って創り出すことを身近にし、住まう人の想像力を育む。

プロジェクターやキッチンセットも備わっており、シアターやパーティルーム等多種多様な用途に活用が可能。自分らしさを表現できる創造の場として利用できる。

◆廃材を用いた入居者ワークショップ

※過去おこなったワークショップ実施風景

番組に彩りを添える美術セットとしての役割を終えた美術廃材を、別のアート作品として再びよみがえらせるという「art to ART Project」の取り組みを入居者ワークショップとして実施予定。

◆共用部へのアート展示

注目を集める新進アーティストの作品を定期的に展示。日常からアート作品にふれあうことで、表現力や創造力を育むきっかけを創出する。