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 FCアウグスブルクは今季いっぱいまでの半年間に渡り、クリスティヤン・ヤキッチをレンタルにて獲得したことを発表した。「クリスティヤン・ヤキッチは近年、我々にチームにおいて精神的に重要な選手となっており、このクラブの成功や特に2022年のヨーロッパリーグ優勝などに大きく貢献してくれた選手。ただ今季は彼が思っていた出場機会が得られていないことを踏まえて、今回のレンタル移籍の希望を受け入れることにした」と、クレーシェ競技部門取締役は述べている。

 2021年にディナモ・ザグレブからフランクフルト入りし、それから重要な役割を担っていった26歳だが、今季はほぼ役割を得られない日々が続いており、リーグ戦での出場はわずか4試合のみ。そのうち3試合が途中交代で、1試合は途中から出場したもの。そのためクロアチア人MFはこれまで82試合に出場したアイントラハトを後にし、新天地で更なる出場機会を得たいと考えている。なお今回のレンタル契約には買取オプションも付随。

 「フランクフルトで素晴らしい成功をおさめ、特に最初の2シーズンでは多くの試合に出場することができた。今はまた新しいチャプターを開くときだと思う。自分がもつ一貫したプレースタイルはきっと、アウグスブルクのもつプレー哲学にマッチしたものだと思うよ」とアウグスブルクのクラブ公式にて同選手はコメント。ユレンディッチSDも「年齢の割には豊富な経験を蓄積しており、その強力な対人戦スキルは素晴らしいもので、今回の補強で我々はうちにぴったりな選手、信頼度が高く走力にも長けた守備的選手を迎え入れることができたよ。即座に対応してチームの成功にきっと貢献してくれることだろう」と期待感を示した。

元主将ハウウェーレウが契約延長

 さらにアウグスブルクではそれに先駆けて、もう1つの朗報も伝えられている。長年に渡り主将を努め、トルップ監督の下で守備の要を担っているジェフリー・ハウウェーレウが、引き続きFCアウグスブルクでプレーしていくことを決断。クラブ史上2番目となるブンデスリーガ出場試合数を誇る32歳とは、この夏までとなっていた契約を1年延長オプションつきの2025年夏まで更新している。同選手は「この街やクラブで家族と共に快適に過ごしていることは皆さんもご存知の通り。ここ数ヶ月のオープンかつ建設的な話し合いを経て、契約延長に合意することができクラブの一員であり続けられることは喜びだ」と語った。

 ただ半年前には決してそれは当然のことであったわけではない。むしろ昨夏にはキャプテンマークを放棄しており、当時のマーセン監督はエルメディン・デミロヴィッチを新主将に指名。昨年9月に退任することになるロイター競技部門取締役は「シーズンを分析した結果、我々は新たなストラクチャーとヒエラルキーを求めていることがわかった。だからハウウェーレウとの契約については早期に伝えており、2024年より更新されることはないだろう」と述べていたのである。

 さらに足の手術を受けたためにシーズンを出遅れることにもなってしまったベテランディフェンダーだったが、その後に就任したトルップ監督の下で再びチームにとって不可欠な存在となっており、今季はここまで14試合に出場して(うち13試合で先発)、キッカー採点平均3.46をマーク。「前半戦の彼の一貫した好パフォーマンスがチームを安定させ、さらなる前進につながっていった。これからもチームの重要な要であり続けるだろう。ピッチの内外に渡る経験値と人間性によって、彼は若手の素晴らしいサポート役にもなってくれるはずた」と期待感を示した。

不名誉なブンデス記録に終止符を打ちたいフィン・ダーメン

 その活躍を日曜に控えるボルシア・メンヒェングラードバッハ戦から、早速期待したい。そして無失点試合を是が非でも演じたいところ。そう願っているのは今季からアウグスブルクのゴールを守るフィン・ダーメンである。というのもブンデスリーガ30試合でいまだ無得点未経験というのはブンデス最長記録であり、ただ「シーズン序盤は苦しかったけど、今は正しい軌道に乗っている。パフォーマンスは安定しており、ツキさえあれば勝ち点もまだ上乗せされていたはずなんだ」と強調。「無失点試合は時間の問題だと思うけど、日曜にそれを実現させたいね。ただ好パフォーマンスだけでは何もならない。前回の対戦では互角だったし自信をもって試合に臨む」と意気込みをみせた。