井上尚弥に敗れたマーロン・タパレス(中央)【写真:荒川祐史】

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井上尚弥との激戦を終え…すがすがしい態度を世界が称賛

 26日に東京・有明アリーナで行われたボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体統一戦は、WBC&WBO王者・井上尚弥(大橋)がWBA&IBF王者のマーロン・タパレス(フィリピン)に10回KO勝ちを収め、男子では世界2人目、アジア人初の「2階級4団体統一」の偉業を達成した。強烈なパンチを浴びながらも戦い抜いたタパレスに称賛の声も集まったが、本人は自身のインスタグラムに感謝のメッセージを投稿。「母国に栄誉をくれたよ」「君はレジェンドだ」などと賛辞が集まっている。

 堂々と戦い、堅いディフェンスで10回までたち続けたタパレス。試合から2日が経過した28日、激闘を共にしたボクサーパンツの写真にタガログ語で感謝のコメントを添えた。試合後は初の投稿に海外のファンから労いの言葉が多数寄せられている。

「良い試合だった。強くなって戻って来てくれ」
「誇りに思うよ」
「母国に栄誉をくれたよ」
「また君の試合を見るのを楽しみにしているよ」
「君はレジェンドだ」
「戦士のように戦ったよ」

 10回KOで敗れた試合直後は井上に握手を求めており、そのスポーツマンシップにあふれた態度も称賛された。この感謝の投稿にも、日本のファンからも「素晴らしい試合と姿勢だった。リスペクトします」「本当に良い試合でした!ゆっくりお休み下さい。そしてまた良い試合をして下さい。お疲れ様でした」とコメントが集まっている。

(THE ANSWER編集部)