大混戦の有馬記念 大原優乃は「本命馬だけはすんなり決められました」 では対抗は？
女優やグラビアアイドルとして活躍し、JRAの「うまびPEOPLE」や浦和競馬のイメージキャラクターを務めた経験もあり、競馬好きの大原優乃さん。そんな大原さんに、12月24日に行なわれるＧ�詰�馬記念（中山・芝2500m）を占ってもらった。
有馬記念についてインタビューで語った大原優乃さん
大原優乃 もうすぐ有馬記念ですね。初めてこのレースを見たのは、クロノジェネシスが勝った2020年。街にはたくさんのポスターが掲載されて、周りでも有馬記念の話をする人が増えて。なんとなく競馬ファンの方もそわそわしているような、このレースの特別さというか、年末のお祭り感をその時に初めて知りました。
それでも、本命馬だけは迷わず、すんなり決めることができました。ジャスティンパレス（牡４歳）です。
とにかく今年の成績は安定していますよね。Ｇ�掬傾直沺�春（京都・芝3200m）を勝ち、夏のＧ�喫�塚記念（阪神・芝2200m）でも３着。前走のＧ�掬傾直沺�秋（東京・芝2000m）も２着と、ずっと上位に来ています。
前走は、もちろん勝ったイクイノックスが強かったのですが、この馬の最後の伸び脚も印象に残りました。いまが絶好調のイメージ。今回も直線で力強く追い込んでほしいなと思っています。【外す勇気はありません...】
対抗はスターズオンアース（牝４歳）です。Ｇ�気鬚佞燭直，辰討い襪里呂發舛蹐鵝△海稜呂錬潅絨焚爾砲覆辰燭海箸�ないんですよね。いろいろなＧ�気暴个討修寮�績ですから、本当にすごいと思います。
この馬を予想から外す勇気はありません。今回も上位人気でしょうし、有力馬をバッサリ外した予想を出せればカッコいいのかもしれません。でも、私にはできませんでした（笑）。むしろ、この安定感を信頼したいと思いますし、大外枠に入っても逆らえません。
コンビを組むクリストフ・ルメール騎手も心強いですから、確実に上位に来てくれると信じています。
その次に挙げたいのは、タスティエーラ（牡３歳）です。なんと言っても今年のＧ�菊�本ダービー（東京・芝2400m）を制していますし、ほかにも、Ｇ�技�月賞（中山・芝2000m）とＧ�亀堂崗沺糞�都・芝3000m）でしっかり２着に入っていますよね。
コースも距離も、ここまでのレースぶりも不安はありません。そして、騎乗するライアン・ムーア騎手も魅力ですよね。今回の騎手を見ると、まずはルメール騎手に目が行くのですが、もし騎手の腕でそれを打ち負かすなら、やっぱりムーア騎手のような気がします。
スタートからうまくいい位置につけて、直線で先頭争いに加わってほしいですね。ムーア騎手とのコンビならそれが実現すると思っています。
最後にもう１頭挙げるなら、スルーセブンシーズ（牝５歳）ですね。最近はいつも本当にいい追い込みで上位に入ってきています。宝塚記念でも２着でしたし、それ以上にびっくりしたのは、Ｇ�騎�旋門賞（フランス・芝2400m）で４着に好走したこと。
いつもと違う海外の環境ですごいですよね。今回もうまく流れに乗って、最後に不利なく追い込めたらチャンスがあるんじゃないかなと期待しています。
予想としてはここまでですが、ディープボンドやタイトルホルダーは、何度もレースを見てきた馴染みのある馬。自分の中でも愛着が湧いています。予想とは関係なく、みんな頑張ってほしいですね。応援しています。
今年１年の仕事を振り返ると、いろいろなお芝居の作品に出させていただきました。これまでは自分に近しい役が多かったのですが、今年は教師役や、少し影のある役、あとはアクションなど、自分の幅を広げていただいた１年だと思います。
競馬についても、予想する時にレース展開をイメージしてみたり、前よりはちょっと深く考えられるようになったかなと勝手に思っています。こちらも少しだけ幅を広げられたかもしれません。
とはいえまだまだ未熟なので、来年も予想を頑張りたいと思います。その弾みをつける意味でも、有馬記念で的中したいですね。年に一度のお祭りを楽しみたいと思います！
【プロフィール】
大原優乃 おおはら・ゆうの
1999年10月８日、鹿児島県生まれ。2009年に「Dream5」としてCDデビュー。2014年に妖怪ウォッチ『ようかい体操第一』エンディングテーマを担当し、同年に『レコード大賞』、『紅白歌合戦』に出演。その後、2017年に『週刊プレイボーイ』でグラビアデビューし瞬く間にブレイク。現在は、女優として『おいしい給食Season3』や『秘密を持った少年たち』など話題作へ多数出演。JRAの「うまびPEOPLE」や浦和競馬のイメージキャラクターを務めた経験もあり競馬界でも活躍。2024年1月31日にはサード写真集『あのね、ほんね』（集英社）を発売予定。
