アラスカ航空は、ロイヤリティプログラム「マイレージプラン」の特典交換必要マイル数などを、2024年3月に変更する。

新たなチャートは、これまでの航空会社別のチャートから地域別に統一されたチャートに変更する。南北アメリカ、ヨーロッパ・中東・アフリカ、アジア太平洋の3つの地域にわけ、飛行距離と利用クラスに応じたチャートとなる。

これにより、エコノミークラスでは60%、ビジネスクラスでは64%少ないマイルから、特典への交換が可能となる。例えば短距離路線では、片道4,500マイルから交換ができる。アメリカ西海岸からロンドン、東京への直行便では、平均15%少ないマイルで交換できるようになる。

さらに、日本航空(JAL)やアメリカン航空などの多くの提携航空会社で、プレミアムエコノミークラスの利用が可能となる。アラスカ航空と提携航空会社の組み合わせた旅程も対象とする。また、特定の航空会社や路線、目的地への特典交換が最大50%オフになる、四半期ごとの限定キャンペーンの実施も予定している。

現在の途中降機(ストップオーバー)規定は維持し、1つの乗り継ぎ地に24時間以上無料で滞在できる。これにより、片道分の特典マイルを使い、2都市の滞在を楽しむことができる。

将来的には、マイルと現金を組み合わせた特典交換や、片道の旅程に2つの提携航空会社を含んだ特典航空券への交換なども予定している。