橋本環奈のNHK朝ドラ初主演が不安な「2つのハズレ定説」

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 先ごろ来年24年度後期NHK連続テレビ小説「おむすび」のヒロインを橋本環奈が務めることが発表された。橋本は初の朝ドラ主演となる。

 朝ドラとして111作目となる「おむすび」は、福岡、神戸、大阪を舞台に「平成ギャル」の主人公、米田結(橋本)が栄養士となって、食の知識とコミュニケーション能力で、現代人が抱える問題を解決しながら成長していく物語という。

 NHK大阪放送局で行われた会見で橋本は、

「朝ドラヒロインらしく、ギャルなので、明るく楽しく元気のいい1日のスタートが切られるように明るい朝をお届けしたい」

 と意気込みを語り、人気女優のヒロイン起用にSNS上では歓迎の声が多かった一方、「オーディションで新人を起用してほしい」と、かつて朝ドラが新人女優の登竜門だった時代の復活を望む声も多かった。

 脚本はフジテレビ系「監察医朝顔」、NHK「正直不動産」、日本テレビ系「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」を手掛けた根本ノンジ。実力のある脚本家と橋本とのタッグだけに楽しめるドラマとなりそうだが、不安要素もある。芸能ライターが語る。

「朝ドラでは時代設定が現代のもの、そしてモデルや原作のないオリジナル作はハズレが多いというのが定説になっています。『おむすび』はそのどちらも当てはまるのです」

 撮影は来年春から始まるそうだが、橋本の黒歴史にならないことを祈るばかり。

(鈴木十朗)