コストコで販売されている『ライオンコーヒー カフェハワイ』をご存じでしょうか。

アメリカ最古参コーヒーブランドのひとつ、ハワイコーヒーカンパニーのレギュラーコーヒー(粉)です。気になる味傾向やコスパなどをチェックしてみました。

『ライオンコーヒー カフェハワイ』の価格・内容量は?

コーヒー商品コーナーで見かける『ライオンコーヒー カフェハワイ』は2,598円(税込、品番 27671)。内容量793gのレギュラーコーヒー(粉)です。鮮やかな色彩とライオンのロゴが目を引くパッケージですね。

米ハワイ・ホノルルに本社を構えるハワイコーヒーカンパニーが製造する商品です。ライオンコーヒーは1864年に米オハイオ州で誕生した老舗ブランドだそう(1979年にハワイ移転)。フレーバーコーヒーが多くラインナップされているようですが、本品はノンフレーバータイプ。本品の仕様詳細については下記のとおりです。

コーヒー豆の仕様・コスパ(参考)仕様 …… レギュラーコーヒー(粉)参考価格 …… 2,598円(税込)内容量 …… 793g単価 …… 100gあたり約328円1杯=約12gで約66杯分1杯あたり約39円生豆生産国 …… コロンビア、ブラジル、その他焙煎 …… ミディアムダーク(4/5段階)挽き方 …… 中挽き

ハワイのコーヒーというと「コナ(Kona)」が有名ですけど、本品は主にコロンビア産とブラジル産のコーヒー豆を使ったブレンドで、そのうち10%がハワイ産のようですね。

100gあたりのコスパは約328円。単純比較はできないものの、コストコPB「ハウスブレンド(豆・234円/100g)」と比べると40%ほどのプラス価格。まぁ、粉仕様ですし、妥当なところかと思います。

仕様上は中挽き。焙煎レベルはミディアムダーク(4/5段階)で、けっこうな深煎りタイプですね。

ブランドロゴをあしらった、かわいいクリップ付き!(ただ、売り場ではこのクリップが外れているものも見かけたり……)。

『ライオンコーヒー カフェハワイ』の味傾向は?

テイストの傾向苦味|■■■■□酸味|■■□□□甘み|■■■□□コク|■■■□□香り|■■□□
※ペーパーフィルターでドリップ

基本的には苦み重視、深煎りコーヒー好きの方におすすめです。パッケージの雰囲気から個性の強い味を想像していたら、意外なほど澄んだ苦み。やたらと飲みやすいんです。

余韻の薄い、比較的すっきりとした苦みなんですよね。コクは軽めで甘みがあり、雑味のないクリアな味わい。土っぽい風味などのクセもなく、でもふくよかさがあって、口当たりちょっとまろやか。個性が弱いとも言えそうですけど、日常的に飲む深煎りコーヒーをお探しなら、『カフェハワイ』はかなりの優れものかと。深煎り派はいちどお試しあれ!

コーヒー粉の保存方法は?

開封後のコーヒー粉は日の当たらない暗所で保管しておくのがおすすめです(冷蔵庫でもOK)。飲み切るまでに1ヶ月くらいかかりそうであれば、保冷バッグ(「ジップロック」など)に必要な分を移して、冷凍庫で保管しておいてもOKです。冷蔵庫や冷凍庫で冷やしたコーヒー粉を飲む際は、常温に戻してから使うようにしましょう。