株式会社ポケモンは、7月20日に睡眠ゲームアプリ「Pokémon Sleep」(以下、ポケモンスリープ)をリリースするのに先立って、イベント「FUN SLEEP SUMMIT〜睡眠をもっと楽しみに〜」を開催しました。ポケモンスリープは、日々の睡眠を計測しつつ、ポケモンの寝顔図鑑を埋めていくというゲーム。朝起きるたびに、ユーザーと同じ睡眠タイプを持つポケモンが集まってきたのを確認できるので、毎日の寝て、起きるという行為に楽しみを加えてくれます。その魅力を発信する、イベントの模様を取材しました。

 

長く寝れば寝るほどポケモンが集まってくる

ポケモンスリープでは、スマートフォンを使って睡眠を計測します。ユーザーの睡眠によって蓄積される「ねむりパワー」によってポケモンを集め、そのポケモンたちに手伝ってもらいながら、“いねむりポケモン”のカビゴンを育てていきます。

↑ポケモンスリープのプレイ画面

 

ユーザーの睡眠はスマートフォンで計測され、「ぐっすり」「すやすや」「うとうと」の3タイプに分類されます。寝ている間にユーザーと同じ睡眠タイプを持つポケモンが集まってきて、朝になると彼らの寝顔をコレクションできるというシステムです。集まってきたポケモンは「おてつだいポケモン」として仲間にすることができ、彼らが拾ってきたきのみをカビゴンに食べさせ、育てていきます。

↑1週間ごとにユーザーの睡眠を評価。評価の基準は、睡眠時間の長さと規則性

 

睡眠時間が長いほど「ねむりパワー」が多く蓄積され、たくさんのポケモンが集まってくるので、「長く寝られるようにしよう」という意欲を掻き立ててくれます。睡眠時間の短さが指摘される、日本人にぴったりなアプリです。

↑ポケモンスリープのゲームサイクル

 

先行プレイを体験した錦鯉の2人、丸山桂里奈さん、HIKAKINさんが登壇

イベントでは、お笑い芸人「錦鯉」の渡辺隆さんと長谷川雅紀さん、元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈さん、YouTuberのHIKAKINさんがゲストとして登壇。ポケモンスリープを先行プレイしていたというこの4人は、自らの睡眠エピソードを紹介、プレイした際のデータを見せつつ、感想を語りました。

↑イベントに登壇した4人

 

錦鯉の渡辺さんがポケモンスリープで計測したある日の睡眠時間は4時間15分。100点満点で評価される睡眠スコアは50点です。測定日の起床時間がなんと4時11分なのは、朝早いロケがあった日だからだそう。

 

そんな渡辺さんは、年がら年中、裸で寝るのがポリシーだと語ります。夏には帰宅したらすぐに裸になる、突然の来客が来たら居留守も使う、というような、どこまで本当なのかわからない(?)トークを披露していました。

↑渡辺さん(右)の計測結果(左画面)。浅い睡眠が多かったので、分類は「うとうと」タイプに

 

「どこでもすぐに寝られる」という長谷川さんは、いつもテレビを見ながら寝落ちするのが習慣だといいます。しかし、2時間ごとに目が覚めてしまうことに悩まされているそうで、睡眠の質には問題がある様子。度々目を覚ますことから、丸山さんに「赤ちゃんみたい」と言われてしまった長谷川さんのある日の睡眠時間は2時間33分という短さ。ポケモンスリープが評価する100点満点の睡眠スコアは30点でした。睡眠時間が短くとも、いつも元気なキャラクターを表現できる長谷川さんのエネルギーには驚かされます。

↑長谷川さんの計測結果を見ると、寝付くまでにかかった時間がわずか5分。睡眠時間は短いものの、熟眠している時間が長いため「ぐっすり」タイプに分類されています

 

女子サッカー選手だった丸山さんは、引退後、睡眠時間が短くなってしまったといいます。その理由は彼女らしいアクティブさにあり、「寝ている時間があったら活動したい」という考えによるものだとか。その丸山さんが「まだこの日は寝ている方」と語った日の睡眠時間は4時間18分。いま子育てに奮闘中ということもあり、睡眠時間は削られてしまう傾向にあるそうです。

↑丸山さん(中央)の計測結果。横向きで寝ていてもいびきをかいてしまうのが悩みなのだそう

 

もともとポケモンが好きだったというHIKAKINさんは、今回がポケモン関連のイベント初登場。「本当に嬉しい」と語る彼は、1週間ポケモンスリープを遊びました。彼の睡眠時間は、短い日だと2時間、長い日でも5時間未満。「HIKAKINだけ寝てなさすぎる」と言われるのではと思いながらイベントに登壇したという彼ですが、「皆さんの睡眠時間を見たら、もっと寝てなかった」と驚いた様子でした。

↑HIKAKINさんの1週間の睡眠リズム。ポケモンスリープでは、1週間ごとに睡眠の評価を行います

 

また面白かったのが、ゲストたちの睡眠エピソード。眠れないとき、羊を数えたことがある読者もいると思いますが、丸山さんは羊ではなくワニの数を数えるといいます。以前、ワニを捕まえるというロケがあり、それ以来ワニの姿が頭に浮かぶようになってしまったそうで、眠れないときに数える動物もワニになったのだとか。

↑これだけは譲れないという睡眠ルーティーンをパネルで回答

 

汗っかきだというHIKAKINさんは、ベッドを使わず、床に布団を敷いて寝ていたという下積み時代、あまりに汗をかきすぎて敷布団の下の床が汗まみれになってしまったそう。しまいには床の色が変色し、それを拭いたらコーティングが剥がれてしまい、敷金が戻ってこなかった……という苦い経験を語っていました。

 

どんなポケモンが集まってくる? 朝起きるのが楽しくなる

さて、ポケモンスリープのキャッチコピーは「朝起きるのが楽しみになる睡眠ゲームアプリ」。その秘訣は、寝ている間にどんなポケモンが集まってきているのか、朝起きたときにチェックできる楽しみがあるからです。

↑ポケモンによって寝相も異なります。写真は「ぐでぐで寝」しているヤドン

 

ゲストたちもポケモンスリープを遊ぶなかでポケモンの寝顔をコレクションしていましたが、HIKAKINさんはなんと色違いのマンキーをゲット。色違いのポケモンはレア度が高く、関係者によると「200日寝てやっと出会えるかどうかというレベル」とのこと。それを7日間で出すHIKAKINさんは、幸運の持ち主のようです。

↑HIKAKINさんがゲットした色違いマンキー。通常色個体に比べ、緑がかっています

 

ポケモンスリープのリリースにあわせ、ジェラートピケとコラボしたパジャマやぬいぐるみ、コラボパッケージのピルクルなどの発売も発表されています。ポケモンスリープ、そしてこれらのアイテムをお供に、日々の睡眠を楽しみに変えてみてはいかがでしょうか。

↑ジェラートピケとのコラボグッズ

 

↑「睡眠の質を改善」するピルクルのパッケージには、眠っているポケモンがプリントされています

 

↑発表会場で撮れた、カビゴンが最高にかわいい1枚。後ろのベッドではピカチュウが眠っています

 

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