業務スーパーの『豚バラ焼肉』はコスパだけの食材? 丼メシや角煮風で味を確かめてみた
業務スーパーで販売されている『豚バラ焼肉』をご存じでしょうか。
厚めにスライスされたスペイン原産の豚バラ肉です。赤身と脂身のバランスは良好で、柔らかさと食べごたえもそこそこ優秀。加熱時に出るアクがちょい多めながら、総合的には使いやすい部類に入るおかず肉ですよ。
『豚バラ焼肉』の価格・コスパは?
『豚バラ焼肉』は969円(税込、税抜898円)で販売中。内容量は800g。カロリーなどの栄養成分表示は未記載。原料原産地はスペイン。販売者は神戸物産、加工者はターメルトフーズ(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)。
コスパ(単価)は100gあたり約121円。一般スーパーの焼肉用豚バラ肉は180円/100g程度ですから、まあまあ安めの価格です。類似した商品である『豚バラブロック』(1kg・1,099円・約110円/100g)や『豚バラネット巻き チャーシュー用』(700g・861円・約123円/100g)も横並びのコスパ感ですね。
『豚バラ焼肉』の調理方法は?
基本は冷凍状態のままレシピに応じた方法で加熱してOK。そのまま煮ても炒めても問題ありません。加熱時に水分が若干滲み出るので、気になる場合は軽く自然解凍するのがよいかと(冷蔵庫で2〜3時間程度)。
『豚バラ焼肉』の味・食感は?
焼肉用にちょい厚めにスライスされた豚バラ肉。豚肉特有の臭みや硬さなどは気にならず、品質は無難な印象です。ひとつ気になるのは、加熱時に出るアクが多いこと。煮物にする場合はこまめにアク取りするか、事前に下茹でしたいところです。
豚バラ特有のしっかりした旨みに、多すぎない脂身のぷるっとした口当たり。赤身も硬すぎず、程よい歯ごたえと食べごたえが楽しめます。ジューシーな脂っこさを含めて、普通にタレを絡めて焼肉にする用途には言うことなしのクオリティです。
丼飯や角煮風にするのもアリ
味的にも食感的にも、がっつり系おかず作りにぴったり。焼肉だれでさっと味付けを済ませるのはもちろん、にんにくをたっぷり使ってガーリック焼きにするのもおすすめです。豚バラ丼も気軽に作れますね。
煮豚にしてもしっとり柔らかく仕上がります。輸入物の豚バラ肉としてはいたって平均的な使い勝手。際立ったクオリティではないものの、毎日の肉おかず用には安心してチョイスできる一品ですよ。