吉野家HDが5連騰、24年2月期営業益34%増の計画を評価

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 吉野家ホールディングス<9861.T>が5連騰。12日の取引終了後、23年2月期の連結決算発表にあわせ、24年2月期の業績予想を公表した。今期の売上高は前期比4.7%増の1760億円、営業利益は同33.9%増の46億円となる見通しを示した。最終利益は同66.8%減の24億円と大幅な最終減益の計画とあって、朝方はこれを嫌気した売りが膨らんだが、売り一巡後は切り返す展開となっている。

 今期は経済活動の再開による人流増加を想定。客数の獲得と成長投資の加速を最優先として取り組む方針で、グループの基幹事業である吉野家において100店舗以上の改装を行う計画という。

出所:MINKABU PRESS