「別に普通に走れるから」と放置は危険! 無視してはいけないクルマの異音&警告灯4選

この記事をまとめると
■大きな故障に繋がりがちな異音の特徴や警告灯を紹介
■普通に走れるからと放置せずに早めの修理が必須
■放置すると重大事故に繋がったり修理代が高額になるケースもある
異常を放置するとかなり高額の出費に繋がる場合が!
クルマというのはメンテナンスが必要なもので、定期的に面倒を見てこそ調子よく長く乗ることができる。クルマに限らず、飛行機や電車などの乗り物や機械など、あらゆるものが同様に定期的に面倒を見る必要がある。と、頭でわかっていてもキッチリと定期点検や消耗品の定期交換などを行っている人はそれほど多くないかもしれない。

なにもかもが値上がりの昨今、予防的整備やメンテナンスを率先してやる余裕もない人が増えつつあるだけになおさら。現実として、なにか不具合が出てからやっとプロに見てもらうという人も多いだろう。しかし、これはまだいいほうで、不具合が発生していても「とりあえず走れているからいい」という人も案外多い。もちろん大ごとにつながることもあるし、早めに見つけていれば安く直せたのに、ケチったがために結果として高くついたということにもなりかねない。今回は発見したらすぐに対処したいクルマの異常について見てみよう。
ブレーキを踏むとキーキーと鳴る
ブレーキからの音というのはさまざまな原因があるが、そのなかでペダルを踏んだときだけ音がするのは、ブレーキパッドが減っている可能性が高い。ブレーキパッドはギリギリまで減るとわざと音が出るようにしてあって、すぐに対処すればパッドの交換だけで済むことが多いので、大事には至らない。

しかし、放置するとローターまでダメになるので、パッドの交換と比較して費用がかさんでしまう。ちなみに輸入車はこの方式ではないことが多く、センサーで感知するので減ってくると警告灯が点灯して教えてくれる。
異音や警告灯の放置によって大事故につながるケースも
始動時にエンジンからキューという音がする
なにか滑っているような音で、その日初めての始動時やアクセルを急に踏み込んで回転数が一気に変わるときに出やすいこの系統の音。原因はエアコンや発電機(オルタネーター)をまわしているベルトが消耗して滑っているからで、放置すると完全に滑ったり、切れたりする。

ベルトが切れて発電ができなくなればクルマは止まってしまうし、切れたベルトがプーリーに巻き付いてしまうとさまざまな故障を誘発する可能性もあるので深刻な問題だ。鳴き止めのケミカルもあるが、結局のところ一時しのぎなので、交換するほうがいい。
ハンドルの位置が曲がっている
ステアリングは通常、まっすぐになっている。それがなにかのきっかけで、左右どちらかにセンターがずれることがある。これは足まわりになにかが発生している可能性が高く、最悪の場合、タイヤに極端な片減りが発生することも。

片減りを放置しておくと、場合によってアッという間に溝がなくなり、使えなくなってしまうこともある。ステアリングを真っ直ぐにしているのにも関わらず、左右どちらかにクルマが自然に流れていくとか、振動が伝わってくるとか、ステアリングまわりの異常には気を配っておきたい。
パーキングブレーキの警告灯がチラチラと点く
意外に知られていないのがパーキングブレーキの警告灯のもうひとつの役割。それは、パーキングブレーキが利いていることを知らせているだけではないのだ。その機能というのが、ブレーキフルードの残量の警告で、量が減ってくるとサイドブレーキを戻してあっても点灯するというもの。

液体をモニターしているので、最初はコーナーで車体が傾くときだけ点くので、チラチラとする程度。この意味を知らないと「サイドブレーキの不具合かな?」で放置してしまうこともあるのだが、そのままにしておくと近いうちに警告灯は点きっぱなしになる。結果的にパッドやシューが減って液面が下がっただけならまだいいのだが、漏れなどが発生しているとブレーキなだけに一大事となるのでとくに注意したい。
