業務スーパーの「冷凍しいたけ(小)」はどうなの? サイズ・風味・食べ方をチェックしてみた
業務スーパーで販売されている『しいたけ(小)』をご存じでしょうか。
菌床栽培のしいたけを下処理して冷凍したもの。サイズは小さめながら旨みはしっかり濃厚。加熱時に多めの水分が出てしまうのが難点ですけど、炒め物や各種料理の具材には問題なく使える一品ですよ。
『しいたけ(小)』の価格・コスパは?
業務スーパーにて213円(税込、税抜198円)で販売中。内容量は500g、カロリーは100gあたり19kcal(脂質 0.3g、炭水化物 5.7g)。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。
ちなみに本品よりも大きめの素材を使用した『しいたけ(大)』(500g・213円)という商品も存在します。この2商品、パッケージでは『しいたけ』という同じ商品名になっていて見分けづらいため、店頭で選ぶ際はご注意を。いずれもパッケージ裏に正式な商品名が記載されています。
『しいたけ(小)』の調理方法は?
軸と石突きは取ってあるので、煮物や汁物に使う場合は冷凍状態のまま加熱してOK。炒め物などの場合は事前に軽く解凍してから使うのがおすすめです。
注意点として、完全に解凍するとそこそこ多めのドリップが出ます。そこまで旨味が落ちる印象はないものの、レシピ次第では食感の水っぽさが気になる場合も。どのみち生鮮品に比べると汁気は多めですし、大きくは変わりませんけど、半解凍くらいの状態で加熱するほうがドリップは抑えられる印象です。
『しいたけ(小)』はどんな風味?
パッケージ裏には肉詰め煮のレシピが記載されていますが、かさの内側が浅いのでちょっと作りづらい感じ。刻んでパスタなどの料理の具材にする用途に向いてるサイズ感ですし、バター醤油炒めなどのシンプルなレシピでも十分おいしく仕上がります。
ふんわり柔らかな口当たりに、ほんのりコリコリした独特の弾力食感。肉厚感には欠けますけど、特有の旨味と香りは凝縮されたように濃厚です。甘みよりも香ばしさが立ったバランス。風味のクセも比較的弱いですし、レシピを選ばず活用できる味わいですね。
旨味の濃さを活かしておつまみ系レシピに使うのもおすすめ。チーズ焼きやツナマヨ焼きなどが手軽です。食べごたえなどの面で物足りなさは残るものの、使い勝手自体は悪くない一品ですよ。
特徴をまとめると以下のようになります。
軸を切ってから冷凍された、中国原産の菌床栽培しいたけ生鮮品よりも汁気のある柔らかい食感ながら、旨味は見劣りしないクオリティ小さめなので単品で使うよりは料理の具材などにアレンジする用途に向いてる大きめサイズが好みなら『しいたけ(大)』(500g・213円)がおすすめ