業務スーパーの『和風鶏もも唐揚』はどうなの? 風味・食べ方・コスパをチェックしてみた
業務スーパーで販売されている『和風鶏もも唐揚』をご存じでしょうか。
オーソドックスな冷凍鶏からです。醤油ベースの和風な味付けと、鶏もも肉を使用した柔らかジューシーな食感が魅力的。卵を使った衣も軽やかな食感で、手堅いおいしさに仕上げられた優秀惣菜ですよ。以前紹介してから時間が経ったので、あらためてお味をチェックしてみました。
『和風鶏もも唐揚』の価格・コスパは?
業務スーパーにて483円(税込、税抜448円)で販売中。内容量は500g、カロリーは100gあたり248kcal(脂質 17.8g、炭水化物 8.7g)。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。
以前紹介した際の商品は429円(税込)だったので、54円の値上がり。コスパ(単価)は100gあたり約97円。『Seara 鶏もも唐揚げ』(1kg・678円・約68円/100g)や『鶏もも唐揚げ』(1kg・645円・約65円/100g)といった大ボリューム品のほうがコスパ的には優秀となっています。
『和風鶏もも唐揚』の調理方法は?
調理方法は170℃の油で凍ったままの本品を5個あたり約4分半揚げるだけ。比較的小ぶりな唐揚げなので、少量の油で揚げ焼きのようにしてもOKです。
電子レンジ調理も可能ですけど(500Wで3個あたり約2分半)、衣の食感が落ちる傾向にあるので、なるべく揚げ調理かオーブントースター調理(1200Wで予熱して約5分)にするのがおすすめ。
『和風鶏もも唐揚』の味・食感は?
特徴は卵液を使った薄めの衣で、他の唐揚げ類よりもさっくり軽い歯ざわりが際立っています。中の鶏もも肉は柔らかさと歯ごたえを両立させたバランスの良い食感。程よい脂とほぐれるような繊維感もあって、特に揚げたての食感の良さは嬉しいポイントですね。
醤油ベースに生姜をプラスして、後味はさっぱり。そこに隠し味的にトマトソースでコクを足した味付けです。トマトは目立って主張はしない効き方で、醤油の香ばしさが主役。鶏の旨味を引き立てる仕上げ方で、以前と変わらずまとまりの良い風味ですね。ただ、おかずとしてもおつまみとしても、品が良すぎて濃厚感が足りない印象はあります。
タルタルソースやマヨネーズなど好みの調味料で味を足して、丼飯にするのが手軽なアレンジ方法かと。あっさり系なので味は変えやすいし、食べきりやすいボリュームですし、唐揚げ系で迷ったらとりあえず入門用にチョイスしてもOKな一品ですよ。
特徴をまとめると以下のようになります。
鶏もも肉を薄衣で包んだ、中国原産の冷凍唐揚げさっくり軽快な歯ざわりと柔らかジューシーな肉質で完成度高めの食感素朴な旨味と香りの良さが立ったバランスで、そのままでも味変してもOK濃厚感を重視するなら『Seara 鶏もも唐揚げ』(1kg・678円)がおすすめ