業務スーパーの『国産豚ミックスホルモン』はどうなの? 食べ方・風味・コスパをチェックしてみた
業務スーパーで販売されている『国産豚ミックスホルモン』をご存じでしょうか。
国産豚の白モツ(大腸・小腸)とハツ(心臓)をミックスした冷凍食肉です。白モツは柔らか食感、ハツはコリコリした弾力。下処理済みで臭みも抑えられており、味噌煮込みやホルモン鍋にぴったりの一品ですよ。以前紹介してから時間が経ったので、あらためてお味をチェックしてみました。
『国産豚ミックスホルモン』の価格・コスパは?
『国産豚ミックスホルモン』は786円(税込、税抜728円)で販売中。内容量は1kg、カロリーは100gあたり153kcal(脂質 10.6g、炭水化物 0g)。加工・販売はサトウフーズ。
以前紹介した際の商品は645円(税込)だったので20%ほどの値上がり。コスパ(単価)は100gあたり約79円。ちなみに冷凍ホルモンは本品の他にも『国産豚大腸』(1kg・961円・約96円/100g)や『国産豚ハツ』(1kg・421円・約42円/100g)がラインナップされています。下処理不要など手間も考えれば、値上げでもコスパは悪くないですね。
『国産豚ミックスホルモン』の調理方法は?
調理方法は自然解凍してからレシピに応じて加熱するだけ。下茹で済みなので、ホルモン特有の獣臭さはかなり抜けています。解凍時に少し臭いますけど、味付けすれば気にならない程度。基本的には下処理不要で使えます。ただ、肉同士がカチコチに固まって凍っているので、冷蔵庫に一晩は置かないと解凍できないのがネックですね。
『国産豚ミックスホルモン』はどんな味?
ボリューム的には国産の白モツがメインで、そこに薄く刻んだハツも混ざっている感じ。定番の味噌煮にすると、白モツはクニクニした柔らかな歯ごたえです。モツに付いた脂肪は比較的少なく、煮込んでもスープに溶け出す量は控えめ。軽くトロリとした口当たりは楽しめますし、クドさも抑えられて食べやすい印象ではあります。
そこにハツのコリコリした程よく硬い弾力が合わさって、食感の良さはばっちりです。加熱時のアクはちょい多めですし、全体的に旨味の濃さもそれなりではあるものの、しっかり濃いめに味付けすれば満足度高めの一皿に仕上がります。
炒めると弾力食感がより強調される感じ。パッケージ裏には味噌煮、鍋、キャベツ炒めのレシピが記載されてますし、臭みが少ないので他の食材とも合わせやすく、使い道に困ることはありません。価格の上がり幅は厳しいですけど、使い勝手の良さを考えれば、引き続き悪くない選択肢ではありますよ。
特徴をまとめると以下のようになります。
国産豚の白モツとハツを刻んで下処理した冷凍ホルモン臭みを取った淡白寄りの風味で食べやすいけど、付着した脂も若干少なめ柔らかさと弾力がバランス良く楽しめる食感と使い勝手は十分優秀下処理の手間を惜しまず、モツのクオリティをより重視するなら『国産豚大腸』(1kg・961円)がおすすめ