ついに御殿場までの開通めどが発表されました。

工程精査が完了し、あらためて開通めどを公表

 NEXCO中日本は2022年12月16日(金)、全通に向けて工事中の新東名高速道路の新秦野IC〜新御殿場ICについて、開通年度を「2027年度」と発表しました。


先行開通した新東名の秦野丹沢SA付近(画像:NEXCO中日本)。

 何度も開通予定は伸び、前回は2023年度開通予定だったところ、高松トンネル(神奈川県山北町)の掘削現場で破砕帯など不安定な地質に遭遇したため、予定を一旦白紙にして工程を見直していました。今回、検討の結果、めどが立ったということです。

 この区間の開通で、新東名はいよいよ当初区間が全通となります。海老名南JCTから愛知県内まで、一度も東名を使わずに到達できるようになります。

 NEXCO中日本は「引続き安全を最優先に工事の促進を図りながら工程短縮に努め、1日も早い開通を目指す」としています。