「こだま」も朝間帯に5分短縮。新幹線通勤の利便性が向上。


東海道新幹線(画像:写真AC)。

 2023年3月18日(土)、東海道新幹線はダイヤ改正を実施。速達列車「のぞみ」(定期)19本の所要時間は、東京〜新大阪間で3分短縮されます。

 うち17本が2時間27分に、早朝・夜間時間帯の上り各1本が2時間24分になります。また首都圏〜姫路・岡山・広島間の平均所要時間も1〜2分短縮。これにより、東京〜広島間では臨時も含め、全ての「のぞみ」が4時間以内で結ばれます。

 東京駅での発車間隔も改善されます。定期「のぞみ」は午前7〜18時台において平準化され、最大発車間隔が21分から18分になります。

 さらに相鉄・東急新横浜線の開業に合わせ、新横浜駅始発の下り臨時「のぞみ」を新設。土曜日と月曜日を中心に運転されます。

 名古屋駅では、夕方時間帯の上り定期「のぞみ」から「ひかり」への接続を改善。これにより、関西・山陽方面から豊橋・小田原への所要時間が最大6分短縮されます。

 各駅停車タイプの「こだま」は朝間帯、新富士〜小田原間から首都圏への所要時間を最大5分短縮。新幹線通勤の利便性が向上します。